天気 | 体調 | 気分 | 出費 |
---|---|---|---|
晴れ | 悪い | 悪くはない | \47540(ウヒャー!!) |
出発地 | 終着地 | 走行距離 | 走行距離(合計) |
道の駅いぶすき | 道の駅霧島 | 118km | 6455km |
昨日寝たのは8時くらい。
そして今日起きたのは、10時くらい。
やはり、一度お腹がいたくなって起きたが、結局14時間睡眠。
完全に治ったというわけではないが昨日よりは、少しはよくなった気がする。
やはり睡眠は大事だ。
けども、考えた末、やはり病院に行くことに。
良くなったとはいえ、明日から週末で、もしもっと悪化してしまったら大変なので一応行くことに。
近くの交番で病院を聞くが警官は不在で、その交番に住んでいる、おばーちゃんに聞くことに。
けど、道の教え方、地図の見方が分からないらしく、おばーちゃんのなんとなくの記憶を手繰って、僕が地図で調べることに。なんだそりゃ。
ようやく場所もわかり、病院に向かう。とても疲れた。
病院について、保険証を出すときに、ここに来たのは初めてということと、栃木から来たということを伝えた。
一瞬「えっ!?なんで!?」って顔されたが、そんなのは慣れっこ。どこでも最初はそんな顔をされる。
日本を旅してまわっているということも伝える。
その瞬間看護婦さんの眉がピクッとあがった。
症状をお書き下さいと紙とペンを渡され、その場で書くことに。
「えーと、腹痛、頭痛、微熱と・・・。」
その瞬間、看護婦さんが恐い表情で、
と半ば強引にマスクを渡してきた。
そのとき後ろにいた看護婦さんたちの手がピタッと止まって、こっちを振り向いた。
マスクをしたときにその看護婦さんに聞かれた。
「あの、旅をしてるっていいますけど、関西の人と接触はありましたか?」
えっ!?と思ったが正直に答える僕。
「関西ですか!?いや、別にこれといって接触はないですけど・・・。」
これを聞いて少しホッとした表情を見せる看護婦さんたち。
その瞬間、病院の受付がザワつき始めた。
看護婦さんを見ると皆「ついにきたか!?ついにこのときがおとずれたか!?」といった表情でこっちを見てくる。
あきらかに僕が入ってくる前と、入ってからでは、この病院の雰囲気がガラっと変わってしまった。
と、慌てて弁解しようとしたが100%違うとも言い切れなかったので、それを口に出して言えなかった。
看護婦さんの動揺は収まらず、すぐに診察室に前の廊下に呼ばれた。
なんだかそこまで警戒されると、僕も恐くなってきたぞ。
絶対違うと思う。・・・けれど、もしそうーだったら僕どーなっちゃうの!?
やっぱり入院だろうな。そりゃそうだ。しかもただの入院じゃなく隔離で入院だ。
そーなったらこの相棒はどーなるわけ!?しかも入院費とかもどーしよう!?
いや、そんなことどーにかすればいい。
それよりなにより、僕がもし、新インフルエンザだったら間違いなく明日の、いや、今日の夕方のニュースの一面だ!!
多分見出しはこんなかんじだろう。
正直、「旅人」って言われたら少し照れる。
まだまだ僕は「旅見習い」です。エヘっ。
いや、違う違う。何照れてんだ!?
そこは「旅人」っていうに決まってるだろ。
こんな見出しだったらおかしいだろ!?
こんな見出しだったら、テレビ局や新聞社に質問が殺到するぞ。
「『旅見習い』ってなんですか!?」って。
・・・違う違う、そーいうことはもうどうでもよくて、全国のみなさんに反感をかうことになる!!
確実に僕が今まで通ってきた足取りをニュースで流され、そしてこの日記も気付けば知れ渡り、みんなが「自分の住んでるとこには来てないよな!?」とこのホームページにアクセスが集中してパンクする事態に。いやっほう!!
・・・いや、違う違う!!そして僕は全国の皆さんから誹謗中傷を受け、余計容体が悪化する。
くそぅ、こんなときに旅するんじゃなかった・・・。なにより、新型インフルエンザってなんだよ!?僕が旅してから流行ったんだろ!?そんなん知らなかったぞ・・・。
そんなことを考えていたら、診察室に呼ばれた。
色々な旅のことを聞かれながら触診された。
旅をしてきて、ここまで知らない人に旅の話を聞かれたことはなかったような。
けれどその聞き方は警察の職務質問のようだった。
触診が終わり、先生と看護婦さんは入念に消毒をしていた。
・・・やはりそうなのか!?
けど、先生はニコッと笑って、「ウイルス性の腸炎みたいですね。」といった。
いや、いやっほうじゃないのだが、とりあえずよかった!!
ひとまずほっとした。
先生にも「よくある病気です。」といわれたのが何よりも安心した。
診察を終わりロビーで待っていると、看護婦さんが「なんだよ、脅かしやがって。」といった表情でこちらを見ている気がして申し訳なくなった。
しかし、今思えばあの動揺の仕方笑ってしまうほどだ。
でも薬ももらったし、とりあえず病気も分かったし、よかった!!
そのあと僕はこのあいだ行った道の駅喜入の温泉に入りに行くことに。
さすがにこの暑さの中10時まで寝てて、汗だくで我慢出来なかった。
けど、今日は体洗うだけにしといた。まだ良くなっているとはいえ、軽く微熱がある身で温泉につかるとよくなさそうだから。
けど、頭と体洗うだけですごいスッキリした!!
そして温泉から出て気づいたのだが、昨夜一通のメールがきてた。
こないだお世話になったハズレ君のお母さんだ。
僕の体調を心配してくれて、それと沖縄行くなら駐車場貸すこと全然出来るからまだ近くにいるなら遠慮なく言って。っという内容だった。
凄くうれしかった!!日記みて心配してくれて沖縄のことまで気にしてくれて。
そして連絡してみると、駐車場借りれる日はいつでもいいそうな。
ほんとうに、ありがとうございます。
凄く凄く助かります!!
実は正直沖縄に行くのはやめようとしていた。やはり急な思いつきで簡単に行ける場所ではないと思ったのだ。
けども今日連絡がきて、やはり行くことに決めた!!こんなチャンス2度とない!!
料金はすごく高くなる。滞在時間も少ししかいれないと思う。
けど、やっぱり今はものすごく高く感じる料金も、この旅終わって何年かしたら、「なんであんとき行っとかなかったんだ。」とものすごく後悔すると思った。
そうかんじたら決してケチる料金ではない気がしてきた。
そんとき僕の好きなことばを思い出した。
ってことでゆっくりはしてられない。一刻でも早く旅行代理店に行って予約しなくては。
前回行ったお店に行ってみると、このあいだのお姉さんがいた。
しかも僕のこと覚えてくれていたみたい。
それは、話が早い!!
さっそく行くことを伝えるが、まだ日帰りか、宿泊かで僕の中で決まっていなかった。
だけど、色々調べてもらったら僕が乗る飛行機は、一番早いので12:30〜13:50の鹿児島〜沖縄間の便で、逆に帰ってくるは15:40〜16:55沖縄〜鹿児島間が一番遅い便。
つまり、もし日帰りで行ったら1時間50分しかいられない。
料金高くしてもっと朝早い便で行くとしても、一泊もし泊まった金額と¥2000くらいしか差がないことが分かった。
それなら焦って行くより一泊くらいと思い安宿に泊まることに。
途中ひらめいてユースホステルのが安いんじゃないかと思って電話したら修学旅行生でその日は貸切だとか・・・。
ユースに修学旅行で泊まんのかい!?
まぁでもわりと県庁や国際通りに近いとこで約¥5000があったためそこに決めた。
国際通り近けりゃ飲み行けるしね。いやっほう!!
そんなことを考えたらまたお腹が痛くなった。
早く治らないかな・・・。
どーにか終了時間ギリギリに予約が終了!!
担当のお姉さんにも慌てさせてしまった。
こんな急な予約で、わがままな僕の旅の手伝いをずっと笑顔でしてくれてありがとうございます!!
しかし、お姉さんはずっと笑顔なのが凄いなぁと思った。
プロだね。
そしてこのやりとりを日記に載せたいということを伝えた。もちろん、会社名や個人の情報を載せないというので。
それで載せると伝えたからにはこのホームページのアドレスを教えた。
そーいえばこの旅出て初めて旅で出会った人にアドレス教えたなぁ。
別に教えるのが嫌だったわけではないんだが、なんかあえて日記のことは言わなかったんだよな。
って、たいして旅出てしっかりと話したことほとんどなかったしね。
ってことで沖縄楽しんでくるぜ、お姉さん!!(って僕より年下かぁ!?)
そして今日の寝床に向かう。なんだかんだ遅くなってしまった。
途中大雨に降られる。
けども少ししたらすぐやんだ。なんなんだ!?
向かう道の駅は霧島なため久々の山道。
ハイビームにして山道を進むと、色々な虫が飛んでくる。
頼むから避けてくれ!!と思っていたら、緑色の光が横切った。
もしや!?と思い車をすぐ停めるて辺りを見渡すと、やはりそうだった。
さっきのはホタルのヒカリだった。
道路のすぐ脇に小川が流れていて、そこにはかなりのホタルが。
地元でもホタル見れる場所あるけど、ここのがいっぱいいるかな。
それに地元はホタルの時期になると、ホタル祭りとかえして人でごった返すから落ち着いて見てられない(だからいつも人がいない夜中に行くんだけど)。
しかしここは普通にそこそこ交通量がある道路の脇にいっぱいいる。
しかもそれを見ている人は誰もいない。
こっちの人は見慣れているのかな。
そーいえばさっきの雨が良かったんだね。ホタルは梅雨時期の雨上がりの夜が一番光を放つっていうよね。
やっぱりホタルのヒカリって見てると落ち着くね。
あの緑色がたまらない。
僕のとても好きな色だ。