天気 | 体調 | 気分 | 出費 |
---|---|---|---|
晴れ | 普通 | 普通 | \?(覚えていないっす) |
出発地 | 終着地 | 走行距離 | 走行距離(合計) |
Jさん宅 | Jさん宅 | 0km | 12804km |
ついに今日はバイトの最終日。
38日間あっという間だった。
あのKさんに出会ったあのときからはじまったこのバイト。
色々あったなぁ。
でもそんな思い出にふける時間はなく、今日はハサミでチョキチョキの加工の合間に力仕事をいっぱいした。
僕らがいなくなるとお年寄りだらけになってしまうので、できる限りのことをした。
少しは役に立たなくては。役に立たなくては。
と思い今日一日仕事をした。
最後の一時間は変な気持ちだった。
やっと終わるという達成感と、もう終わりだという寂しい気持ち。
そんななかついに5時に仕事を終えた。
無事終えた!!ついに終わった!!
色んな人と汗水たらして働きまくった1か月ちょっとが終わった。
みんなに「お世話になりました。」と軽めに挨拶をした。ちゃんとした挨拶は明日お別れのときにすることに。
そして終わったと同時にその場で父さんと、Oさんと、池さんと男4人でビールを飲んだ。
美味かった。
久々に美味い酒だった。
やはり仕事後に飲むビールは格別だ。しかもそれが最終日に飲むのは特に。
そしてこの後はものすごく楽しみにしていた、打ち上げの飲み会に池さんと行くことに。
行く前にシャワーを浴びて出ると父さん母さんに1階の居間に呼ばれた。
そして給料をいただいた。
けっこうな額だった。しかも「これは父さん、母さんからの気持ち。」と色を添えて頂いてしまった。
本当に本当にありがとうございます。
何から何までお世話になったのにたくさんの給料プラスアルファーまで頂いてしまって・・・。本当に感謝、感謝です。
そのとき「1ヵ月とちょっと、本当に楽しかったね。御苦労さまでした。」と言われた。
僕は湿っぽいのは嫌いだからとすぐに2階へあがった。
感謝の言葉を述べられると本当に弱い。
嬉しい気持ちと寂しい気持ちがこみ上げてくる。
明日までまだお別れじゃない。
まだ別れのことは考えたくない。
そーいったかんじで気持ちを切り替えて池さんと飲みに行った。
タクシーを呼んでとりあえずいつもの絶倫ババァの店に。
そこでもまた豪華で美味い飯と酒。
もう飲んで食っての繰り返し。
途中さっき仕事終わったと同時にビールを一緒に飲んだOさんがやってきた。
そしてOさん馴染みのスナックに店を変えることに。
またここでOさんのキープボトルを飲みまくった。
Oさんは60歳なんだけどまだ若いうちらと話が合う。
以前はよくこーやってうちらみたいなバイトの子たちを飲みに連れていったんだって。
僕もこーやってOさんと最後に飲むことが出来てよかったよ。
そしてそのまま僕と池さんはいい気分で家に帰った。
の訳ないじゃん!?
若い男二人で飲んでるんだ。しかも今日はずっと楽しみにしていた昆布バイトの打ち上げの飲み会。
今日は何時まで飲んでも構わない。頑張って稼いだ金もある。
こんなんで帰るはずがない。
もちろんそういうこと。
ということで僕と池さんはドキドキしながら店を変更。
実は結構前にそのOさんから聞いていた店に行くことに。
その店の名は・・・。
店名を聞いただけでワクワクする。
もちろんここは風俗とかではなくただの飲みやさん。
だけどOさん曰く「若い女のパンツがチラッと見えるんだよー。」と。
そして店の前につき胸の鼓動をおさえながら僕らは店内に潜入した。
そこにはこの1ヵ月間の辛い日々を忘れさせてくれるような素敵な若いキレイな女性の笑顔。接客。そして楽しいトーク。
そしてたまに視線に飛び込んでくるパンツがチラッ。通称パンチラ。
なんてあるはずもなく店には30年前は若かったと思われる素敵なマダム。
一人・・・。
客は僕ら以外に一人もいない・・・。
しかし以外にこの1ヵ月間じーちゃんばーちゃんとずっと一緒にいただけあって僕らも年上の人と話すのが慣れてきたのか、ここはここで普通に楽しかった。
まぁ若いネーチャンに出会えなかったのは残念だけど、今日池さんと飲みに行けてほんと楽しかった。
飲んで食って吐いて笑って・・・。
今日この美味しい酒を飲むために1か月がんばってきたのではないかとさえ思った。
それくらい美味かった。
一生忘れられない日になった。
家に帰ってきてフッと空を見上げたら、今までこの旅で見た中で一番星が綺麗だった。
ってかここまでキレイな星空見たことあったかな。
写真で撮れないのが残念だ。
そして明日でみんなとお別れ。
もちろん笑って別れるぜよ!!