天気 | 体調 | 気分 | 出費 |
---|---|---|---|
晴れ | 普通 | ○ | \3060 |
出発地 | 終着地 | 走行距離 | 走行距離(合計) |
友人宅 | 道の駅スペースアップル余市 | 192km | 14443km |
今日も朝8時に起きて相棒が待つパーキングへ行く。
しかし今日は出すだけで、またUターンして入れるという不思議な行動はしない。
そのまま相棒を堀さんのアパートの近くに持ってくる。
そしてずっとお借りしていたロフトを片付け荷物を載せる。
気付けばあっという間の5日間、本当に堀さんにはお世話になってしまった。
太っ腹の堀さんに色々おごっていただき、本当に感謝、感謝だ。
毎日飲みに行って、なんかこの旅で一番遊んだ気がする。
楽しかった!!
さて、堀さんの「一人は寂しくなるな・・・。」を聞こえているのに、聞こえないふりして出発だ。
ありがと、堀さん!!
じゃ行ってくるぜ。
まず向かうのは、札幌っていったらあの有名なクラーク像がある羊ヶ丘展望台に向かう。
今日は地元札幌の日ハムの試合があるからか、ファンの姿が目立った。
そうだ。まだ今日までは連休なんだ。
そう思いながらその札幌ドームのすぐ横にある羊ヶ丘展望台に行ってみると、人で溢れていた。
しかもみんなお目当てはやはり同じかクラーク像の前は特にごった返していた。
クラーク像と一緒に写真を撮るのに長蛇の列。
一人で行った僕はもちろんこんなの並ぶわけもなく、どーにか人と人が入れ替わる瞬間にクラークを撮れた。
これ撮るだけなのにすごい苦労したぞ。
すぐ横にある札幌雪まつり館だけ見てすぐに、この羊ヶ丘展望台を後にした。
正直たいして見るとこもなく入場料500円取られるのは痛いな。
いや、見る場所ももう少しはあったかもしれないが、なんていってもあの人だかり。
さすがに見る気をなくす。
みんな今日は秋分の日だぞ。お彼岸だぞ。墓参りはどーした!?
今日はちょっと無駄足になるかもだけど西のほうに向かうことに。
今日のこのいい天気で西に行くことを決めた。
石狩湾を横手にR5をひた走り、一度余市の道の駅スペースアップル余市で休憩。
ちょうど時間もお昼すぎだったので、近くにある安くて有名な柿崎食堂に行ってみることに。
が、やはり大型連休のシルバーウィーク。
昼過ぎといってもそこには長蛇の列が出来ている。
こんなん並べるかーと思い、道の駅でカップラーメンでも食べようかと思ったが、道の駅も警備員が出るほどの盛況ぶり。
いやーまいった、まいった。
さすがにこの中お湯は沸かせないので、たまたま道の駅の道挟んで目の前にあった「ランチ」やら「お寿司」とのぼりを立てている店に入ることに。
ここは「食事処たけや」というとこだが、入ってメニュー見たら意外に安い。
僕が食べたのは生ちらしセットというやつなのだが、生ちらしという名の海鮮丼に蕎麦もついて、他に茶碗蒸しと味噌汁もついて890円。
しかもご飯も蕎麦も両方大盛り無料という気の利いた心遣い。
とても美味しくボリューム満点で食べれた。
コーヒーや紅茶もセルフで飲み放題らしく、たまたまだがいい店に巡りあえた。
ランチだからこんなに安くサービス満点だったのかもしれないけど、まず柿崎食堂まで混んでいなったっていうのがよかった。
品物を持ってきてもらったとき、多少きざみのりや、ネギトロが落っこちているところだけはご愛敬ってやつで。
そのあと僕は積丹岬に向かう。
途中道沿いに変な岩があり、すぐさま相棒を停め写真をパシャリ。
なにこれ!?すげーギリギリまで削りたい!!
これは七福神の恵比寿様と大黒様に似ている(?)からそのままの名前の恵比寿岩と大黒岩という名の岩らしい。
決して似ているとは思えないが・・・。
積丹岬につき渚百選の島武意海岸に行く。
電気がない真っ暗なトンネルを抜けると、そこには碧い海が広がっていた。
階段で下まで降りられたのだけど、あまりの人の多さにやはり嫌気がさし、さっさと駐車場まで戻る。
正直ここはそこまで期待していなかったしどーでもいいのだ。
実は僕が行きたかった場所はこの先にある「神威岬」なのだ。
神威岬は僕がこの北海道で最も行きたかった場所。
つまり日本で一番行きたかった場所。
正直最北端にあるから行ったが、宗谷岬なんて「最北端」の肩書がなければなんの興味もない場所。
ただ道沿いにポツンとあるだけ。
だけどこの神威岬だけは、どーしても行きたかった。
走りたかった道は以前行った北海道のジェットコースターの道だが、岬では間違いなくここだ。
今日天気がとてもよくてこの岬を晴天のなか見たいだけでわざわざ西まで来てしまった。
僕にとってはそれくらいの場所。
着くとやはりここも観光客でごった返していた。
すごくこの状況が嫌だったが我慢して進む。
神威岬は遠い昔は女人禁制の場所だったらしく、入口に女人禁制の門がある。
その門をくぐるとそこにはすごい絶景が広がっていた。
削られた断崖、積丹ブルーの碧い海。まるで龍の背中を歩いているようだった。
だけどやはり花の時期は終わってしまっていて、咲き乱れる花々というものは見ることが出来なかった。
でも凄い!!この景観は他の岬では見られないのではないだろうか。
だけど、正直今までこの旅で見てきて一番いい景色。とは思えなかった。
なぜだろう。
僕はすごく気に入る場所に行くと必ず胸が高鳴る。凄すぎて鳥肌が立つときだってある。
ずっと「凄ぇー凄ぇー!!」を連呼している。
だけど何故かここはそこまで感激が出来なかった。
いや、もちろん景色は凄かったんだが・・・。
ココロ踊るってほどではなかった。
それはやはり、この人の多さなんだろう。
何処行っても観光客に挟まれ、この龍の背中みたいな神威岬をたんたんと歩いてしまった。
もっとじっくり自分のペースで歩きたかったのだが、一人が止まるとみんなも止まらないといけないような道幅の狭さで流れにのって歩くことしかできなかった。
あとは単純に「期待しすぎた」からか。
それに時間が遅くなってしまい日差しが傾いて逆光になってしまったってのもある。
それをすべてふまえて僕は決めた。
もう一度後でこの神威岬に行こう。
そーなんだよ。日を改めればちゃんとこの神威岬を堪能できたかもしれない。
それになんかこのまま微妙なかんじでここを終りにするのは嫌だ。
ってことでまたくるぜ、神威岬!!
その後また昼に寄ったスペースアップル余市まで戻り、今日はここで寝ることに。
駐車場にはまだけっこうキャンピングカーや車中泊の人がいっぱいいる。
やはり今週の日曜まではこの混雑は続くのかな。
早く連休終われ!!