DIARY

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前の日          2009年9月24日(木)           次の日

天気体調気分出費
 曇⇔雨   普通   夜は楽しい   \7340 
出発地終着地走行距離走行距離(合計)
 道の駅スペースアップル余市   道の駅スペースアップル余市   52km  14495km 

162日目・北海道(余市→小樽→余市) 〜運河とオイルとウイスキー〜

最近寝るのが遅く、起きるのも遅い生活をしていたから、なかなか起きれなかった。

外に出たらあいにくの雨。

せっかく今日は祝日じゃない普通の日だと言うのに、なかなかうまくは行かない。

だけれどもそんなん言ってもしょうがない。

て、ことで急いで支度をして、ちょっとだけ日記を書いて、よし行こう!!と時間を見たら・・・。




11時8分。




気を失っていたのか・・・!?

まだ僕の中では9時くらいなんだけど。

まぁいいや。そんなんかんがえている暇あるなら移動しろ!!

と、わりかし今日は前向きな態度に自分自身イライラしながら出発だ。行くぞ!!




今日向かうとこは小樽。

昨日神威岬に行く時に小樽運河を横目に素通りしてきた場所。

もちろん時間もなかったっていうのもあるんだけど、もの凄い混み合っていたんだよ。

「誰がそんなとこ好きで行くかー!!」と叫ぶわけもなく今日に予定変更。

だけど雨で普通の平日というのに昨日ほどではないにしろ結構観光客はいるみたいだ。

僕が言うのはなんだが、みんなしっかり働いているのか!?

大丈夫か、日本!?




ちょっと小樽運河からは離れてしまうが、フェリーターミナルの近くに停められそうな場所があったからそこに停めて、雨の中歩いて小樽散策。

とりあえず一番有名で賑わっている小樽運河に来て見た。

なんだろ。テレビや写真とかと違って「ウン」とも「スン」とも思わない。





何故コノ景色二ミンナ群ガッテイルノ!?





と聞きたくなる。

だけどよくみんなの声を聞いたら中国語や韓国語が多かった。

外国の方に人気あるんだ小樽は。

小樽運河

その後すし屋通りを通ったが、とにかくすし屋だらけ。

すし屋通り以外もすし屋だらけ。

小樽はすし屋しかないんじゃねん!?と疑問に思うほどすし屋だらけ。

こんだけライバルだらけじゃ他の商売やったほうが儲かるんじゃないのか・・・!?

と、思ってしまうくらいすし屋だらけ。

そしたら、すし屋通りにこんな張り紙が貼ってあった。






風俗街かっ!?






客引きすし屋

案内所にもらった地図を見ずに歩いていたら、しっかりちゃっかり道に迷ってしまった。

小樽は坂が多い街らしい。

たしかに賑わっている通りの裏は急な坂の上に民家が立ち並んでいる。

しかも出口がなぜか見つからず苦労した。

でも、坂の街・・・どこかで聞いたことあるような。

小樽坂

そうだ。長崎に似ている。坂はないが函館や横浜にも似ている気がする。

全部が一緒というわけではないが、どことなくみんな似ている気がする。

このみんなの共通点はやはり港があるということか。

港がある分、外からの文化が入りやすいんだろうな。

レンガ造りの建物が多いのはとてもオシャレだ。




無事相棒の待つ駐車場まで戻り、車内で日記をアップしていたらパトカーが入ってきた。

また職質されるかな。と思っていたら、僕の前を通り過ぎ奥まで行き警官は車内でダラダラしている。

そしたらまた違うパトカーが入ってきて、またダラダラしている。

どーやらここは警官のさぼり場所らしい。

その後もう一台入ってこようとしたが、奥に2台停まっているのを見てすぐに慌てて出て行った。

ここは先着2名までなのか!?




すし屋通りの誘惑に勝った僕はスーパーチェーンシガを発見し¥250弁当を入手。

このスーパーは余市、函館、札幌にしかなく、この間堀さん家に行ってからよく利用させてもらっている。

しかしたまたまここだけか定かではないが、店員の接客の悪さが目につく。

安かろう、悪かろうでは困ってしまう。

しが

そのあと支笏湖のほうまで行こうとしたが、気付けば相棒が岩手でオイル交換してからもう3000キロ以上走っていたので近くのオートバックスに行く。

岩手からは正直全然走った記憶はなかったのだが余裕で3000キロは超えていた。

やはり北国だからか函館のオートバックスはエンジンスターターのコーナーが凄く広かった。




オイルを入れ終わり時間を見たら3時半。今から支笏湖のほうまで行っても、いい寝床がなかったため、色々考えた結果、今日も昨夜と同じ道の駅がある余市まで戻ることに。

なんか昨日から行ったり来たりだぞ。おい。




そして4時ちょうどに道の駅に着き、急いで隣の「ニッカウヰスキー北海道余市工場」に走る。

実はここは見学料金無料で入れて、なおかつウイスキーの試飲ができるという素晴らしい施設なのだ。

そんな素晴らしい施設がなんと道の駅の横にあるのだ。

いつもこーいったお酒を飲める施設に行っても、結局運転のことを考えて飲むことは出来なかったが真横に道の駅があるなんて・・・。

なんて素晴らしい。夢の街、余市。




実は昨日からここの存在を知っていたのだが、見学時間が5時で終わりというので間に合わなかったのだ。

だけど今日はあと1時間あればたらふく飲める。




いやっほう!!




・・・。




・・・いやいや、ちゃんと見学はしますよ。

そして最後にウイスキーを・・・。




いやっほう!!




ニッカウヰスキー工場

ウイスキーの製造方法は簡単に言うと、原料の大麦を乾燥させて、糖化→発酵→蒸留→塾生させ、ようやく飲むことができる。

つまりかなり手が込まれている。

もちろんウイスキー以外でもビール、ワイン、焼酎、その他みんな簡単にできる酒なんてない。

それを改めて知って、酒を作ってくれた人への感謝の気持ちでしっかりお酒を味あわなければ。

だからみんなも一口一口を大事にしっかり味わってほしい。




「イッキをして酔ちゃえばなんでも同じだ。」




なんて飲み方は止めてほしい。

お酒をじっくり味わおう。






・・・。






こんな感じでいいっすか・・・!?






ってことで・・・。






酒だ、酒だぁ〜!!






試飲できる場所まで行き、どうやら「シングルモルト余市10年(45度)」と「ブレンデッドウイスキー鶴17年(43度)」と「アップルワイン」の3種類のお酒が飲み比べができるみたいだ。

鶴17年

まずウイスキーはグラスを傾けたりしてウイスキー特有の琥珀色を楽しむ。

そして香りを楽しむ。ちなみに僕はウイスキーのあの匂い大好きです。(もう一個ちなみに言わせてもらうと僕はお酒で嫌いな香りはありません。)

そして味を楽しむ。

ウイスキーの一口目の胃に入った瞬間のあの感覚はたまらない。

人にとってはそれが嫌な人もいるだろうが、僕にはあの胃が一瞬で熱くなるのがたまらなく好きだ。

強いお酒を飲んだ時しか、モノが胃に入った瞬間を分かるものはない。




なんていうか・・・。




う、美味い・・・。




なにがいいって、まず建物がオシャレだし、それにあの自由に飲ませてくれるところがいいのだ。

一回山梨でワイン試飲できるっていうので行ったが(車だから結局飲まなかったが)ずっと店員さん付きっきりってかんじで、結局最後にはなにか買わないといけないという雰囲気になっている。

NOとは言えない僕、(ってかただたんにケチくせーと思われたくないので)にはそーいった施設はなかなか落ち着いて飲めないのだが、ここは「もう自由に飲んで下さい」という雰囲気になっている。

そーいうとこで「ニッカ」の大きさをかんじる。

御馳走さまでした。美味しかったです。

ウヰスキー

そのあと飲みたりない僕は一本ビールを飲んで歩いて、またこれもすぐ近くの銭湯まで行く。

「宇宙の湯 余市川温泉」といってここは宇宙飛行士毛利衛さんの実家が営んでいた公衆浴場の跡を受け継いで誕生した毛利さん縁の温泉なのだ。

だからか、この隣の道の駅もそうだったが、いたるところにスペースシャトルが置いてある。

余市川温泉

そうスペースシャトルなら分かる。

それは毛利さんにちなんでなんだろう。

だけどこれはナゼ!?

ボクサーに転身したの・・・!?

サンドバック

ここの温泉は地元の人でかなり賑わっていた。

今日たいして移動してなかったからパソコンで日記書けなさそうだから2階の休憩室で電源をお借りしていいか聞くと「どうぞー。でもなにか食べていってくださいね。」と言われた。

うーん、まぁしょうがないか。

ってことでギンギンに冷えたビールとイカ刺し定食を注文。

ってかこのイカ刺し定食390円。安くない!?

イカ刺し定食

ビールをもう1杯飲みたかったが、そこはぐっとこらえて、相棒の元に戻った。

そしてそこから缶ビールを4缶。360mlの焼酎も全部空けてもーたよ。

しかし、これでこと足りずワインが飲みたくなり、近くのセブンまで歩いて行くが、行ったら行ったで「やっぱ冷えたビアーだろ。」となりまたビールを購入。

帰ってそっこう飲んで爆睡。






って飲み過ぎなんさ!?