DIARY

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前の日          2009年9月30日(水)           次の日

天気体調気分出費
 晴れ   普通   いいぞ   \3000 
出発地終着地走行距離走行距離(合計)
 道の駅しほろ温泉   道の駅摩周温泉   224km  15405km 

168日目・北海道(士幌→オンネトー→阿寒湖→屈斜路湖→弟子屈) 〜みずうみ、ミズウミ、湖〜

8時半に目が覚める。

あれ!?昨日何時に寝たんだっけっかなー!?と考えていたら・・・。

8時過ぎには寝たんだった・・・。

つまり12時間以上も寝てしまった。

しかもそんだけ寝てるにも関わらず、まだ寝足りない。

なぜそこまで寝れるんだ、オレ!?




無駄にそんだけ寝てしまったから、なぜか焦る。

急いで着替えて、急いで朝の支度をして、急いで足湯につかり「ほっ」とする。




そうここの道の駅には足湯まであるのだ。

寝るとき寒くてずっと足が冷えていたため、なんとも心地いい。

足湯

そーいえば前もいったかもだけど、一度栃木に戻ってそんときに大量のパンを持ってきたわけだが、まさかの昆布バイトで全部ものの見事に賞味期限が切れ、それでももったいないから食べていたわけだけど、今日はたまたまアンパンだった。

ちなみにあんパンはもう約2か月切れている。

あんパンを一口。うん、美味い。

あんパンを二口。うん、美味い。

あんパンを三口。うん、う、美味い・・・。

あんパンを四口。う、うん・・・。

あんパンを五口。・・・。






あ、あんパンってこんな酸っぱかったっけ・・・!?






最近のあんパンは甘くなく酸っぱいの主流なんだね。

知らなかったよ。

御馳走さま。




今日は湖三昧といこうではないか。

ということでまず一番最初に向かうのは阿寒湖。

そうマリモで有名な阿寒湖。

R241をひたすら進むのだが、日本一広い町という足寄にはいったあたりから、ものっすごい自衛隊の色んな車が道にあふれている。

えっ!?なにこれ!?なんなの!?なんかあったの!?

と、凄く疑問になるくらいの数。

途中自衛隊の車の多さで渋滞になるくらい。

今日一日で何百台と見た。

なんなのコレ!?ここでは普通なの!?

とても不思議な光景だった。

自衛隊

阿寒湖につく手前にオンネトーというこれまた湖があったので寄ってみる。

ってか、なにこれ!?すっげーキレイ!!

この湖の色と山々がやばい!!

オンネトーやばいぞ、おい!!




実はオンネトーは行くまでにダート道を通らないと行けないと勘違いしていたのだけど、実際来て見たらそんなことなく普通に来れた。

ってかホント来てよかった。

ここは正直行かなくてもいいか。って思ったくらいの場所だったが、逆に期待してなかった分ものすっごくよかった。

ここは天候や時間、見る角度によって湖の色が変化することから「五色沼」と呼ばれている。

雌阿寒岳と阿寒富士がものすごくキレイだ。かるく阿寒富士の麓が真っ赤に紅葉しているのがわかる。

うん、ここはいいぞ!!

オンネトー

湖畔を散策していると変な木が。

これ凄いね。この部分だけねじってあるよ。

ねじり木

このオンネトーの展望台が山道を登ればあるというので、少し考えた。

最初ここはくる予定じゃなかったし、あんまここに時間かけていると他が周れなくなるからだ。




だけど思った。

やっぱり僕の大好きな言葉。






「今をいきろ」






だろ。

先の予定なんか知るか!!

いつからそんなカツカツのツアーみたいな旅になったんだ。

自分の気ままに、そして思うままに行くのが旅だろ。




予定変更!?上等だ!!

時間オーバー!?ドンとこいだ!!

旅中止だ!?・・・それはマズイぞ。




ってことで登ってみる。

だけど入口にやはり「熊注意」の看板が。

登る前にそれを見せないでくれ。せっかくあげたテンション下がるから。

登山道といっても正直そんなたいしたことなく、時間計ってないから分からないが15〜20分くらいではついたと思う。

が、しかし・・・。






全然凄くねぇー・・・。






イメージとしてはもっとこのオンネトー湖畔や目の前に広がる山々を一望できるかと思ったが、展望台から見える景色は木々の間から見える雌阿寒岳と阿寒富士のみ。

「あれ!?オンネトーは!?」と思わず呟いてしまったくらいたいしたことない展望台だった。

・・・やはり予定通りに進むのが一番である。

展望台

そのあと阿寒湖に行くが阿寒湖半にはアイヌコタンというアイヌの民芸品が売っている店が集まっている。

なかなかこの街の雰囲気がよく、全部手作りで少し値段も高かったんだがブレスレットを買った。

ちなみに僕が買ったやつは、隣町の橋本っていうオッサンが作ったものらしい。

橋本のオッサン。なかなかやるじゃん。

アイヌコタン 民芸品

本当は阿寒湖展望台に行こうとしたのだが、途中からダートが続くみたいなので、それはお断りだっていうのでやめておいた。

だから阿寒湖は普通に湖畔から。

阿寒湖

そしてそっから今度は屈斜路湖を見るために、日本一の峠「美幌峠」を目指す。

ぐっるとパノラマ美幌峠という道の駅があり、そこから見た屈斜路湖が本当にすごかった!!

これは本当に凄い!!

「北海道!!」っていう絶景パノラマだった!!

本当はこのあと摩周湖まで行くつもりだったけど止めた。

理由はこの景色をもっと見ていたかったからだ。

それほどの景色。

凄いぞ、美幌峠。そして屈斜路湖!!

美幌峠

でも今日色々湖を見たが、湖自体の良さは「オンネトー」が一番かな。

で、展望台からの景色はこの「屈斜路湖」が一番だ。




やっぱ写真を撮って思う。

以前も書いたかもだが、凄いと思って写真を撮るけど撮った瞬間ガッカリする。

こんなもんじゃないのに。って。

やはり所詮カメラは機械だ。

どんなに凄いプロのカメラマンのテクニックがあっても肉眼にはかなわない。

この日記を見ている人に少しでも感動を共有してほしいために画像はけっこう載せているが、しょうじきカメラの画像なんかじゃ何も伝わってないと思う。

そこがものすごく残念だ。

だからこの写真なんかじゃ僕と感動を共有なんか出来ないが、せめてこの写真や日記がキッカケで、僕が行った同じ場所にいつか行ってもらえて、そのとき感動を共有できたらいいなと思う。

そんときはじめて日記を書いてよかったなと思う。

屈斜路湖

屈斜路湖には「クッシー」という謎の怪獣がいるらしい。

なんかそんなんどっかであったような気がするなーと、考えていたら・・・。

あっ!?鹿児島の池田湖の「イッシー」だ。(6月3日参照

なんか何処でもそーいうのがあるんだな。

我が栃木の中禅寺湖とかにもないのかね。

クッシー

このあとある温泉に入りにいったんだけど、その温泉の脱衣所がもの凄く暑いの。

ここまで暑くしなくていいよっていうくらい。

外が13度くらいしかなかったから、脱衣所入った瞬間暖かかったんだけど、一瞬で暑いにかわるくらい。

問題は風呂でてから。温泉で温まった体を少し脱衣所で冷やしたいのに、もう脱衣所にいるだけで汗だく。

滅多に汗かかない僕でさえ汗が出てくる。

せっかく風呂で汗を流したのに、正直入る前より汗かいて出ることになる。

脱衣所が暑すぎるのは困るぞ。

で、そんな汗だくでまた、10度ちょいくらいしかない外に出る。

か、風邪ひくぞ。




そーいえば今日で9月終わりなんだ。

全然忘れていた。てっきり31日までだと思っていた。




明日から10月。

気付けばもうこの旅も半分の折り返しは過ぎている。

いや、折り返しどころかもうほぼ終盤にまで差し掛かっている。

そう思うと、一日一日を大事にしなければとつくづく思う。




旅の終わりかぁー・・・。