DIARY

DIARY

前の日          2009年10月1日(木)           次の日

天気体調気分出費
 晴れ   普通   普通   \2240 
出発地終着地走行距離走行距離(合計)
 道の駅摩周温泉   道の駅阿寒丹頂の里   153km  15558km 

169日目・北海道(弟子屈→摩周湖→硫黄山→屈斜路湖→鶴居) 〜摩周と硫黄と鶴とおっぱい〜

昨夜は本当にあんましっかり眠れなかった。

一度は9時くらいに寝たものの、一度電話で起こされ、そこからは寝たり起きたりの繰り返し。

寝れないっていうのは、やはり辛い。




で、結局今日起きたのが7時過ぎ。

なんだかんだ、しっかり10時間以上は寝ているのである。




そこまでダラダラせずに、まず今日向かうとこは昨日行くことが出来なかった摩周湖だ。

摩周湖は外周約20キロ最深部212メートルで透明度世界一とも言われ、その色は「摩周ブルー」と呼ばれるほどに美しい。

まず僕は第一展望台に行く。

ここで硫黄山との共有の駐車場代を420円払う。

第一展望台は一番賑わっている場所らしく、やはりここも観光バスで来た人たちと中国人だらけ。

霧が多いことで有名だが、残念ながら今日は「霧の摩周湖」をみることが出来なかった。

いや・・・逆に今日みたいな天気のがよかったのか!?

真ん中にちょこんと浮いている島みたいのがなんともいいではないか。

透明だかはよく分からなかったが、風がまったくなく穏やかな景色だったのはよかった。




一応「摩周湖」という看板を入れたのを一枚撮りたかったのだが、その看板を中国人が占領していてなかなか撮ることができない。

一人ずつ交代しながら写真を撮っていくみたいだ。

で、ようやく全員が撮り終えたと思ったら2周目突入。

なぜ2枚!?

まぁ別に2枚撮るのは構わないけど、どうせ撮るなら一度に2枚撮れよ!!

そんなんでなかなか、ただ「摩周湖」と書かれた看板を撮ることができなった。

第一展望台

さてこの駐車場のバーさんに軽くイラっとしながらも、次は摩周湖第三展望台。

ほんの数分でつく場所だ。

第一と違って、第三は駐車場料金は無料だ。

個人的には第一より第三のがよかった気がする。

理由はまず駐車場代がかからなかったこと。(これけっこう大事)

そして湖の反対側に硫黄山や屈斜路湖を展望できるのだ。

ここでも中国人の女性が虫が顔の近くを横切ったとかで「ギャギャー」叫んで注目を浴びていた。

なんだかそのグループはとても楽しそうで羨ましかったぞ。

第三展望台 第三展望台の反対側

このあとどーせならと裏摩周展望台まで行こうとしたが、裏摩周までは1時間30くらいかかるみたいなので、今日の寝床までかなり遠くなるのでやめといた。

また今度中標津のほうから来よう。

でもこの裏摩周はどの雑誌や、どの摩周湖のことを書いてあるやつ見てもみんな「穴場的存在」と書かれている。




僕は思う。

そこまで色んなとこに「穴場」と書かれたらみんな行って「穴場」じゃなくなってしまうのでは・・・!?




さて次はさっき駐車場代も払ったし硫黄山に行く。

ここはその名の通り硫黄が噴き出ている山で、この枯れ果てた大地がなんともいい雰囲気を醸し出している。

だけどすぐ横を見れば綺麗な紅葉の山が見える。

そのギャップがなんともいい。

硫黄山 ギャップ

硫黄が噴き出ているすぐ近くまで行ってみるとその場所は黄色くなっている。

そして石をゴトゴトさせながら白い煙を吐き出している。

こーいうのを見ると熊本の阿蘇ではないが、地球は生きているんだなとつくづく実感する。

黄色 煙

その硫黄が噴き出ている小高いとこから、この白くなった大地を一枚写真を撮ろうとシャッターボタンを押した瞬間・・・。




ジーチャン見切れる。




ファインダーの外はまったく見えてないらしい。

しかもじーちゃんの持っているカメラはデジカメだからそこまで一周懸命にあの小さな子窓を覗きこまなくてもいいのではないかと思う。

だけどもジーチャンのことばっか言っているが、僕も自分のカメラの映像しか目に入らずジーチャンの存在に気付かなかった。

つまり僕もジーチャンと対して変わらないってことか。

ごめんね、じーちゃん。

でも笑わせてくれてありがとう。

じーちゃん

売店があってブラブラ見ていたら、なんとも注文したくなるような商品名の牛乳が。

自分で冷蔵庫から取れるのは知っていたが、あえて僕は店員さんに、この商品名を声に出して伝えて買った。

堂々と声に出せると言うのはいいものだ。

最近発してない分とても気分よかったりもする。

けどもっともっと若いお姉さまが店員のときに買いたかった。




「おっぱい飲ませて下さい。」




・・・これはセクハラか!?

いや、そんなことはない。僕はただ商品を注文しているだけだ。




「坊やには、特っ別濃いやつをあげる。」




となかなか転機のきくお姉さんであってほしい。




しかし肝心の味はイマイチで、本気で振りまくらないとなかでかなり固形になっているのがいただけない。

おっぱい

やはりここでも中国人がいたのだが、みんなでワイワイ騒いで楽しそうであった。




その後屈斜路湖畔にある砂湯に行ってみる。

ここは砂を掘れば温泉が湧き出てくるみたいだ。

その前に屈斜路湖のクッシーがいたのでパシャる。

しかしこのクッシーよく見ると、以前一回首を持っていかれたようである。

なんとも痛々しい跡が残る。

クッシー 痛々しい

そして肝心な砂湯は、もともと掘って足湯みたくちゃんとしてあるとこは、けっこうお湯が熱くずっと入っていられないくらいである。

砂を掘った場所はそこまで熱くなく適度に温かくポカポカしてなんとも気持ちいいのだ。

砂湯 砂湯

またまたなのだがここにも中国人がいっぱいいた。

ここら辺は中国での人気スポットなのだろうか!?

ここでひとつわかったことがあって、中国人の女性は8割がたみんなサングラスをかけている。

観光できていてちょっとオシャレとかに興味ありそうな人は、ほぼみんなかけている。

7人くらいの女性メンバーできていたのか、この砂湯に入りながら屈斜路湖をバックに写真を撮るとき全員サングラスをかけていた。

どーやらそーとうサングラスが好きなようだ。




僕はそんなかんじで木陰にあるベンチに座って人間観察をしていたんだけど、さすがにボーっとしすぎて、これじゃいかんと移動する。

特別意味はないんだけど鶴居村のキャンプ場に行く。

ここは無料なのになかなか綺麗で泊まりたくなるキャンプ場だった。

しかも連泊っぽい人がたくさんテントを張っていた。

礼文のキャンプ場とかじゃ僕がいたときに、もうほとんど人は少なくなっていたが北海道本土はまだまだキャンパーが多数いるみたいだ。

キャンプ場

もう少し南下すると釧路湿原が見渡せる展望台があるらしくそこに向かう。

途中ボーっと牧場とかを見ていると・・・。

あっ!?鶴だ!!鶴が普通にいるのである。

すぐに車を停め写真を撮るがちょっと遠くて分かりずらいか。

近くまで行くことが出来たのだが、あまり近づくと鶴にストレスとかを与えてしまうのではないかと思いやめておいた。

でもさすが鶴居村。その名の通り本当に鶴が居るんだ。

鶴

そして釧路湿原展望台にきてみたがどーもイメージと違く場所を間違えてみたいだ。

だけどここで少しだけ日記を書いたりしていると一台のバスが。

出てきたのは全員外国人。今日は外国人とよく遭遇する日だ。

そしてなにやらみんなで輪になりはじめた。

なんだ、なんだ!?と車の中からみていると、いきなりみんなで三三七拍子をし始めた。

しかもみんな三三七拍子なんて初めてやるのか、まとまりなさ過ぎて何が何だか分からなくなっている。

生まれて初めて、イライラ気持ち悪い三三七拍子を聞いた。

でも何故ここで三三七拍子をやったのだろう。

しかも何故三三七拍子なんて出来もしないのに、やってみたのだろう。

そこはせめて一本締めとかでもよかったのではないだろうか!?

何故初心者には高度なテクニックが必要とされる三三七拍子を選んだのだろう。

一生解読できない謎だ。




その後本物の釧路湿原展望台を発見したんだけど、その展望台が閉まる10分前に400円なんて出せるか―っとすぐに出て今夜の寝床の道の駅に向かった。

向かう途中また鶴を発見。本当にここら辺は野生の鶴がいっぱいいるんだ。

ってか野生の鶴なんて初めてみたぞ。

この旅出てから色んな野生の生き物を見てきた。

北海道だけでも、写真や日記に書いていなくても、キツネ、リス、シカと見てきた。

つまり、残すは奴だけか・・・。




出て来いっ、ヒグマ!!




道の駅の前の施設で温泉に入る。

しかもここのロビーはネットがつながるみたいだ。

電源をお借りして日記作成&日記をアップする。

やはりこーいう施設があるとほんと助かる。




そーいえば今日朝に食べたおにぎりしか食べてないや。

食べる日と、食べない日の差が激し過ぎるぞ。

かといってもう何も作る気はないし、この辺なにか買う店はないので、もうこのまま寝てしまいます。




明日の天気はどーやら微妙みたいだ。

さて、明日は何をしよう。