天気 | 体調 | 気分 | 出費 |
---|---|---|---|
晴れ | 普通 | ワクワク | \17410 |
出発地 | 終着地 | 走行距離 | 走行距離(合計) |
道の駅豊栄 | 道の駅芸能とトキの里 | 86km | 20318km |
昨日もいったが実は今日佐渡に行くのだ。
実はずっと前から佐渡に行こうか悩んでいたんだけど、やはり「今しかない」、「今を生きろ」と思いはじめ行くことを決めた。
で、平日なら24380円かかるとこを、土日祝日に渡って4日以内で帰ってくれば往復のフェリー代が1万円安くなって14380円で行けることを知ったので今日10月31日の土曜日にフェリーで佐渡に渡る。
でもちょっと前に行けば高速のETCみたいに1000円でいけたらしい・・・。
フェリー1000円じゃ安すぎだぞ。
だけど佐渡行きたいっていっても正直佐渡に関してたいした知識はない。
「トキ」と「金山」くらいか。
だからこの豊栄の道の駅のおじさんに色々聞いてみた。
そのおじさんは佐渡生まれらしく「おぉちょうどいい!!」と色々な情報が得られるんでは、と思ったが「うーん・・・」とずっと悩んで正直あまりいい情報を得られなかった。
佐渡ってそんな微妙なの・・・!?
だけどおじさんはすごく優ししくとてもいい人だった。(ふぉろー)
そーいえばこの道の駅はずっと来たかった道の駅。
理由は分かる人には分かると思うが、ここ道の駅「豊栄」は道の駅発祥の地なのだ。
だから外には石碑がある。
旅出た当初ウィキペディアで道の駅を調べたときに知ったのだ。
だけど実はここ以外にも道の駅発祥の駅や第1号という駅がある。とくに有名なのがここを含めて全国に3駅。
で、実はここにこれて晴れてその3駅制覇したのだ。
その一つは山口県の「阿武町」。(6月18日参照)
そしてもう一つは鳥取県の「大栄」ってとこ。(6月21日参照)
・・・。
・・・あれ!?なんかおかしくない!?と気付いた人はいるだろう。
そうなのだ。おかしいんだよ。でもなにがおかしいって!?
鳥取の大栄の道の駅に行ったくせに「道の駅第一号」のことは一切触れてないし、石碑も日記に載せてないんだよ。
なんで行ったのに日記に載せないんだって!?
そんなの決まってんだろ。
そーなのだ。鳥取県の大栄で道の駅の第1号の石碑を取り忘れてしまったのだ。
いや、もちろん鳥取に第1号の道の駅があることは知っていたんだよ。行こうと思っていたんだよ。
だけどもすっかりそのこと自体忘れてしまったわけで・・・。
で、このときはコナンの像しか頭になく、「似てないなー」と思いながらコナンだけ撮って道の駅を出てしまったのだ。
だけどこの二日後、旅の先輩のカオリさんに会ったときなぜかその話になり、あの大栄が第1号だということを言われて思いだしたわけだ。
せっかく行ったのに写真を撮ってこなかったなんて・・・。
しかもなにが1番ショックだって、実はその石碑があのコナンの銅像のすぐ真横にあったらしい・・・。
そーなんだよ。たしかにあったんだよ。カオリさんに言われてなんかそんなんあったの気づいていたんだよ。だけどそんときはコナンしか頭になく・・・。後ろの石碑邪魔だなーと思って石碑が写らないようにコナンを撮ってしまったんだよ。
あーもったいない・・・。
まぁでも石碑は撮れなかったが、その有名な全国の道の駅発祥の3駅に行ったことは間違いではない。
もし大栄行ったらコナンの銅像と、石碑を見て下さい。すっごい近くにあるから・・・。
さて午前中はこの豊栄はフリースポットでパソコンの充電使えたのでずっとやらせてもらった。
だけどそろそろ12時30のフェリーの時間が近づいてきたのでパソコンやめて出ようとしたら、なぜかパソコンが少し壊れてなかなか電源が切れない。
あれ、おっかしいなーと色々やっていたら、すごい時間かかってしまい、大慌てでフェリーターミナルに走る。
さっきまで余裕ぶっこきながらipodの整理とかしていたらこのアリサマ。
まぁなんだかんだいつものことなんだが。
そしていつも通りギリギリ間に合い、一番最後に相棒を無事乗せる。
前も言ったと思うがもうフェリーに乗るのはもうプロだ。
だけどこの佐渡に行くフェリーは今まで乗ったフェリーの中で一番混んでいた。
土曜日っていうのもあるんだろうけど遅く乗ったから2等室満杯。
まぁいいやといつもどおりフェリー散策。
今まで乗ったやつの中で一番大きなフェリーで船内にレストランやイベントホールもある。
慌てて乗ったので何も食べてないことに気付き、そのレストランで昼食をとることに。
期間限定でカルビ丼が大盛り無料とのことなのでそれを注文。
写真見てカルビいっぱい乗ってるじゃんと思われるかもしれないが、実物はそんなことなくタレが肉に見えるだけだ。
ご飯の量と肉の量がバランス悪すぎるぞ!!
甲板にでると辺り一面カモメが飛びまわっている。
それにお菓子とかをあげている人たちがいて、その手に群がっている。
でもカモメもうまいな。ポイッと投げたやつとか絶対うまくキャッチするよ。
もうこいつらはこのえさやりにかけているんだろうな。
イベントホールに行くと佐渡出身の演歌歌手がショーを開いている。
だけど今日のフェリーはものすっごい揺れまくりで、みんな歩くときとか立っているときとかふらっふら。
その演歌歌手も大きな揺れとかにふらふらするも、やはりそこはプロだ。
絶対に音程は外さない。
だけどここにいる人たちは、その演歌歌手のファンではなく、みんなたまたまこのフェリーに乗ってたまたまその演歌歌手の歌を聴いてる人たちなのでノリがイマイチ。
これにはマイッタぞと、たまに場を和ませようと、その演歌歌手は持ち前の明るさで多分いつもやっているであろう、営業ネタで笑いを取りにいくのだが、残念ながらやはりウケはイマイチ。
そのときまた大きな揺れが!!
しかしやはりプロ。
絶対に音程は外さない。
だけどやめておけばいいものを、また果敢にもウケを狙いに行く。
そしてまたはずす。撃沈だ。
あぁーもう見てられない。
だけど何度も言うが歌に関してはやはりプロ。
笑いは外すが音程は外さない。
「今日のこのイベントも海上と同じで大時化ですね。」だって。
自分で言っちゃおしまいだ。
そんなこんなで少し寝たりして2時間半後の3時に無事両津港に到着。
さっそく能のお面が迎えてくれる。
佐渡は日本で一番大きな島だとはいうがたしかに道を走っていてあまり島というかんじはしない。
とりあえず唯一この佐渡にある道の駅に行き、お勧めの観光地を聞く。
そしたらやはりあのトキがいる「トキの森」がおススメらしい。
なるほど。ってことで道の駅からすぐ近いのでさっそく行ってみた。
かつてトキは日本全国にたくさん生息していたが、人間の森林伐採、天敵の増加、餌の減少、乱獲など色々な理由でその数が減ってしまった。
そして2003年10月10日。ここで飼育されていた「キン」が死亡したことにより日本の野生生まれのトキは絶滅してしまった。
だけど中国から贈られたトキにより日本で初めて人工ふ化に成功して2007年には100羽前後まで増えたらしい。
トキとおなじ重さのクッションがあったので持ってみたが意外に重い。
トキを一生抱きかかえることはないと思うので疑似体験ができてよかった。
なんか結婚式の両親に渡すテディーベアーみたいだ。
野生最後のトキ「キン」の剥製があった。
すごいなーこんな鳥が江戸時代とかには日本中どこにでもいっぱいいたんだ。
ニッポニアニッポンという学名をもつ日本を代表する鳥。
だけど今はまったくいない。
ここの佐渡の人はみんなでトキの住みやすい環境をまた作りあげているみたいだ。
野生のトキがまた大空を舞っている姿を見れる日がくるのを楽しみにしているのだ。
そしてついに本物のトキを見に飼育施設を見れる場所に行く。
だけどトキがいる飼育施設は約20メートルも離れた場所でしか見えない。
正直肉眼だとトキなのかツルなのかわからない。実はシラサギなんじゃないかとさえ思う。
だからみんな置いてある双眼鏡で見たりしている。
どーにかデジカメでアップで撮ったうまく撮れたかは微妙だ。
だけどこいつらが、早く自然の生活に慣れこの日本の空を飛びまわっていってほしいと願うばかりだ。
さて日暮れまであと30分。
この30分で何処か行けないか考え、一番近いであろう姫埼灯台に向かう。
この灯台はちょっと変わった形をしているが、なかなかすごい灯台。
明治時代に建てられた日本最古の鉄製灯台で、もちろん「日本の灯台50選」にも選ばれているが、もうそれを通り越して「世界各国の歴史的に特に重要な灯台100選」にも選ばれている超エリート灯台だ。
そのあと一度両津港に戻り観光案内で佐渡の情報をいただき、フレッシュマツヤというスーパーで夕飯を買い、道の駅近くの温泉に行く。
温泉の休憩室でパソコンの電源をいただき日記を書くが、もう腹が減ってめんどくさくなり途中でやめて道の駅に戻りさっそくビール飲む。
今日のビールは数日しかいれないが佐渡にきた記念ってことで奮発して大好きな麒麟一番搾りだ。やっぱ美味しいぞ。
でもなんだろう。ちょっとだけ利尻島に行った初日を思い出した。
でも利尻と同じで佐渡も離島だからかみんないい人が多い気がする。
「人がいい」。それだけでここにきてよかったな。と早くも思ってしまっている自分がいる。
さて明日からどーしよう。
なぜあんなに急いで姫埼灯台に行ったかというと、どーやら明日からかなり荒れ模様の天気になるらしい。
しかも僕が佐渡を出る3日まで・・・。
なんなんだよ、このやろー!!
佐渡はまだ雪とかは降らないがかなり冷え込むみたいだし・・・。
まいったなー。
とりあえず天気の様子を窺いながら行動しよう。
そんなかんじで、佐渡一日目無事おわり。