DIARY

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前の日          2009年6月26日(金)           次の日

天気体調気分出費
 晴れ   普通   普通   \3100 
出発地終着地走行距離走行距離(合計)
 道の駅九頭龍   道の駅しらやまさん   174km  9364km 

72日目・福井→石川 〜越前福井・2〜

昨夜寝ようとしたら、ある友達から電話がかってきた。

数日前に僕が電話したんだけど、タイミング合わなくてようやくかかってきたのだ。

少し話して、あまりにも周りが騒がしいので「今飲んでるの?」と聞くと、どーやら今デート中らしい。

はっ!?そんなときに電話してこなくていいよ。と、言ったのだが「いや、今を逃したら話せない。」と訳の分からないことを言ってくる。

しまいにはそのこに「電話代わるよ」とまで言ってくる始末。

僕は「いいよ、いいよ。何話していいか分からないし。」と強く断ったが、その友達は「今少し酔っているんだから少し付き合え。」と、訳の分からぬ理由で電話を代わった。

ちなみに僕が「いいよ、いいよ。」と言ってる電話の向こうで、小さい声で同じく「いいよ、いいよ。」と聞こえた。お互い会話を望んでないぞ!?

そして案の定、そんな二人だから代わっても会話という会話はできるはずもなく・・・。




「・・・はじめまして。」

「あ、はじめまして。いつも○○(友の名)がお世話になっています。」

「いえいえ・・・。」

「あ、いえいえ・・・。」

「いえいえ・・・。」

「いえ・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・じ、じゃあ変わります。」

「あっ、はい・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」

「おう、どーだった!?」










どーだったじゃねーよ!?








なんとなく傍から見ても分かるだろ、この気まずさが。







まぁでも彼は僕にその子を紹介したかったみたいだ。

なんとなくその子が意中の子だとは予測できる。

「今度ちゃんと会って紹介するよ。」と言っていた。

僕に会わせるまでに、その子とお付き合い出来てればいいが。

不器用な友達だが、僕にどーしても紹介しておきたかったんだ。っていうのは凄く伝わった。

それが嬉しく、早くどんな子か会ってみたくなり、楽しくなってきて眠気がどっかへいってしまい、すぐに眠りにつくことが出来なかった。

頑張れよ!!






朝起きてトイレに行くとこの道の駅には超リアルな恐竜がいてビックリした。

しかも何がビックリしたって、こいつらリアルに動いて鳴くのだ。

・・・生きてんじゃねーか!?

リアル

ここらへんは恐竜がいっぱいいる。どーやら日本の恐竜の化石の8割が福井県で発見されたらしい。だからか。

実は昨日聞いた情報で、ハズレ君の奥さんが言うには福井には日本一の恐竜博物館があるみたい。

なんだか面白そうなのでさっそく行ってみることに。

食べないで!!


ってか今日はほんとに暑い。市街地は35度だった。

太陽少しは休めよ。そんなんじゃ疲れちゃうぞ。スト起こせ、スト。一日くらいなら許す。

温度

着くとこの広い敷地内は恐竜だらけ。なんだかワクワクしてきた。

とても楽しそうな滑り台だ。

滑り台

降りてきたらこんなかんじで口を開いて待っている。

こ、恐ぇー!!




さっそく¥500払い館内に。

凄い広い中に、日本の恐竜、世界の恐竜の知識や、化石と、ありとあらゆる恐竜の情報がそこで学べる。

向かい合わせの2つの大きな画面があり、その間に入り交互にその画面を見ると恐竜がいた世界の中に入れるみたいなかんじでおもしろかった。

途中恐竜が襲いかかってくるとこが、凝っていて思わず笑ってしまった。

映像

映像

映像

映像

ブラブラ歩いて行くとついにT-レックス(ティラノサウルス・レックス)の化石がいた。やっぱ恐竜っていったらこいつだよな。

ほんとうにこんな奴が同じ地球上にいたのかと思うと不思議になる。

しかし実はT-レックスは攻撃性の高い獰猛な恐竜ではなく、死体を食べていたんではないかって議論されているんだって。

それはやだなー!!こいつだけは想像通りの姿でいてほしい。

T-レックス


他にも色々なビデオやらを見たりしてかなり恐竜に詳しくなった。

なかなか楽しかったぞ!!




さてもう気付けばお昼すぎ、さすがに腹減ってきたので噂のソースかつ丼の有名店に行く。

どーせ行くならと本店の住所を教えてもらったんだけど、本店の立地悪いな。

繁華街、っていうか、どっちかっていうと歓楽街にある。




店内に入りもちろん、このソースかつ丼のセットっていうやつを頼んでみる。

しかし¥1050とはなかなかのお値段で。ソースかつ丼ってもう少し安いよね。

けどそのぶんやはり期待も高まる。

楽しみだ!!

しかし来てビックリ!!




肉薄っ!?




まず肉の薄さにビックリした。僕の地元もそこそこソースかつ丼食べれる場所あるが、この3〜4倍の厚さはあるぞ。

しかもセットといったし、あの値段だったからミニラーメンつきくらいの淡い期待を抱いていたんだが、普通にミニサラダに味噌汁、漬物・・・これってセットか!?

味はもちろん美味しんだよ。とても美味しい。

だけど、普通だな・・・。

逆に考えてみた。ソースかつ丼のまずいの食った事ねー。

やはり値段も立派だし、あまりにも期待しすぎたのがいけなかったのか感動はできなかった。

でも本場っていうのはそんなもんだよね。

期待しすぎっていうのはよくないな。




お腹もいっぱいになって次行く場所は丸岡城ってお城。

行く途中相棒を停められる場所があったので、そこで少しネットショッピングを楽しんだ。

そんなことをしていたら、東京の友達熊ちゃんからメールきてマイケルジャクソンが死んだことを聞いた。

音楽好きな熊ちゃんはとても悲しがっていた。

僕はテレビのない生活してるから分からないけど、アメリカではニュースとかでいっぱいやってるんかな。




丸岡城は城内に入るのに¥300だった。安い!!

なんてリーズナブル!!しかも別の場所にある歴史民俗資料館も一緒に見れるらしい。なんてお得な!!

階段を登って行ったら丸岡城はちっちゃくてとてもかわいい城だった。

大きさは土佐城くらい。

しかし土佐城は登って行くまでが大変で広いけど、ここは階段のぼったらすぐある。

逆に僕としてはとても気に入った。

丸岡城

それになにが気に入ったって、僕以外誰ひとりこの天守閣に観光の人がいなかった。いやっほう!!楽しいぞ!!

観光の人ならまだしも、係りの人も誰もいない始末。大丈夫か!?




天守閣の最上階に登る階段は、おそらく今までで一番急な階段だった。ほぼ直角。

なにやらその階段にロープがありそれを使って登って行くらしい。

たけし城だ。

しかもいたるところに、「城内での事故は一切責任負いかねます。」と書かれていた。やはり危ないのか!?

それならせめて係りの人一人くらいはいてほしいとこだが。

城でこのゆるさはなかなかないぞ!?

ロープ

けど最上階まで上がっていくとこれがとても心地よい風が通りぬけて気持ちがいい!!

今日はとても暑いがやはり建物ってうまく作られているのかあの暑さがあまり気にならないくらい。

景色

いやーなかなか気にいったぞ、丸岡城。

そのあと歴史民俗資料館に。

ここもこじんまりとしているが逆にそれがよかったりもする。




面白い写真があり、これはこの地方のお祭り(?)みたいで青年達がどーやら歌いながら餅つきをするらしーのだが・・・。







一斉にやりすぎじゃねん!?







左奥の彼なんてなかなかタイミング計れなくてビビっちゃってるよ。

おもしろい!!

餅つき


城の目の前の小学校の真横に白ポストが。

登下校中に中身がきになっちゃうぞ。

白ポスト

その近くにこんな看板が。左の男の目いやらし過ぎ。何考えているかなんとなく分かる。

看板

ほんとはまだまだ行きたいとこあったのだが、時間の関係上行けず、福井の最後は東尋坊でしめることに。

ここはよく自殺の名所と聞くが本当なんかね。

観光客だらけだからそんな気はしないが。

一番限界まで行ってみたら高所恐怖症の僕には確かに恐い。って誰でもこれは恐いか。

しかしなんだろう、恐いんだけど片足出してみたくなったしまう。このゾクゾクするのが実はたまらない。

崖 東尋坊

そんなことをしていたら後ろにおじさんが。

この状況で後ろに立たれるのってものすごく不安。

それを察したのか「大丈夫だよ、押さないから。・・・絶対に。」と、言われた。




そ、それ、フリか!?その「・・・絶対に。」って!?




それを言われてとても恐くなり違う場所に移動した。

ブラブラしていると、やっぱこーゆーのがあるんだね。

人があんま来ないような茂みにあったから余計訴えかけるものがある。

しかし・・・草ボーボーのせいで肝心なとこが見えないぞ!!

電話

気がつけばあっというまに日が暮れた。

風呂入って寝床に行かなければ。

いや、なかなか福井はよかったぞ。全部まわれなかったとガソリンが鹿児島と同じくらい高かったのが痛かったが、かなり楽しみた。

今度はみんなで来て、地元人に色々連れて行ってほしい。そしたらまた違った福井が見れそうだ。




寝るときにまた考えていた。



福井は昔、越前と言われていた。




越前っといったら、蟹。




蟹と言ったら・・・。










超食いたかったぁー!!