天気 | 体調 | 気分 | 出費 |
---|---|---|---|
晴れ | 普通 | ○ | \2190 |
出発地 | 終着地 | 走行距離 | 走行距離(合計) |
九種湖畔キャンプ場 | 九種湖畔キャンプ場 | 56km | 13362km |
やっぱり車中泊は最高だ。
どんだけ最高だって!?
それは・・・。
知りたければ是非是非、車中泊を体験してみてください。
最高だって分かるから。
なんか僕はこの旅終わっても意味もなく近くの道の駅に車中泊だけしに行きそうなきがするぞ・・・。
車内でダラダラして8時頃にようやく外に出ると風は昨日同様強いが晴れている。
昨日の日記が書き終わってなかったため、日記を書こうかと思ったが、やっぱりこの天気。
何処か行かないともったいないでしょ。
ってことで今日は礼文岳に登ってみることに。
礼文岳は標高490m、延長10キロ、景色を楽しむ人4時間、なにも見ないで急ぐ人3時間の登山。
なんつーか・・・。
利尻富士に比べたら大したことないんじゃないの!?
こんなん目を瞑ったって行けるよ!!
って思ったあなた。
甘い、甘い。
山をなめてはいけない。
この山でも以前遭難したという記事を見たのだ。
なめていい山なんてひとつもない。
じゃあそのツルッツルの足元はなんなんだって!?
これはなめてはいない。
油断しているだけだ。
ってことで自分の装備が他の人より劣っていることは自覚しているので大丈夫だろう。山をなめちゃいない。
キャンプ場を出る時に管理人のおばちゃんに「もし夕方になっても戻ってこなかったらレスキューに連絡ヨロシクね。」といったら、「携帯山頂でも繋がるから大丈夫だよ。」と。
つまり、自分で連絡しろってことか・・・!?
なかなかのスパルタだぜ。
そしたらいつも掃除をしにきているおばーちゃんが、「山登りは疲れるからこれ食べな。」ってディズニーのチョコレートをくれた。
ありがとう、おばーちゃん。山頂で食べることを楽しみに取っておくよ!!
車で礼文岳登山口の駐車場につく。
一瞬見失いそうな場所だがここが登山口らしい。
しかもやはりここもまだこの時期に紫陽花が咲いている・・・。
さすがだ、利尻礼文サロベツ国立公園・・・。
多少膝の心配はあるが今日はちゃんと痛みどめの薬も持ったし大丈夫だろう。
さてさてじゃあ行ってみようか。
やはりたまに急な坂の場所もあるが全体的に利尻富士に比べて登りやすい。
雲はところどころにあるがまぁまぁの天気。
山頂が晴れてくれればいいが。
この礼文岳には秋だからか色んなキノコがそこらじゅうに生えている。
赤やピンクや茶色や白。はたして食べれるのはあるのか!?
1時間くらい登ったくらいだろうか。やっぱり左膝が痛くなってきた。
やっぱまだ無理だったかーと思いながらもまだ登りはそれほど辛くはないので、薬もまだ飲まないでおく。
写真をパシャパシャしながらだけど結構簡単に「にせ頂上」(もっと他に呼び名ないのか!?)というとこまで着いた。
あともう少しだ。
だけどここらへんになると風が強く吹き飛ばされそうになる。
周りに高い木なんかもなく風がちょくに当たるから大変だ。
しかも足場は僕がもっとも嫌いなゴロゴロ浮き石ゾーン。
また利尻富士のときみたく転びたくないのでゆっくりゆっくり行く。
でもそっからは本当にあっという間で、簡単に頂上に着いた!!やったぁ!!
最初に抜いていったご夫婦がいたので写真を一枚頼んだ。
三脚持ってきたから自分で撮ればいいのだが、頂上はものすっごい強風で三脚立てらせそうになかったから。
利尻富士まではいかないがなかなかここもいい景色。礼文全部が見回せる。
それに利尻、稚内はもちろんだがうっすらとサハリンが見えたのが嬉しかった!!
空気が澄んでいるってことか!?
ここでおばーちゃんにもらったチョコを食べた。それがものすっごく美味かった。
利尻とかに比べてそこまで疲れているわけではないが、チョコの甘さを体が欲していたんだと思う。
しかし、寒い・・・。
風が強すぎる。
ってことでたいして休みもせず下山する。
下山はあっという間。結局薬も飲まなかったし。
だけど僕はとにかく歩くのが遅いので他の人ならもっと早く降りるんだろうな。
それに僕はときどき立ち止まったりする。
別に意識して止まったわけではなく、本当に無意識のうち気付いたら止まっているっといったかんじだ。
実はだいたいそんなときは深く考え事をしているとき。
僕は深く考えれば考えるほど、他のことに頭が回らなくなる。
今日も登山中に色んなことを考えた。
旅のこと将来のこと。はたまた地球環境、大気汚染、少子化問題(?)さえ考えていた。
すると、気付くと足が止まっているのだ。
簡単なことならいいんだけど、考えが深くなればなるほど体が止まっている。
これ実は運転中もよくある。
深く考えまくると気付けば路肩に車を停めている。
まぁ安全っていえば安全なんだけど。
だけど森の中で若い男が一点見つめてボーっと突っ立ってんのはコワいな。
無事下山して時計を見た。
登り約2時間。降り1時間30。まぁ頂上の休憩も合わせて約4時間の登山だった。
これくらいの登山が素人の僕にはちょうどいいな。
帰りにスーパーマルタケでホッケフライを買って食べる。
ホッケフライはよく昆布バイトのJさん家で食べさせてもらった。美味いんだこれが。
ホッケなんてこの利尻、礼文に来なければ居酒屋とかによくある、あの開きしか食べることなかったんだろうな。
だけどここにきて、焼き、煮込み、フライ、ちゃんちゃん焼き、すり身、さつまあげ・・・などなど本当に色々なホッケを食べさせてもらった。
いやーやっぱり横綱だね、ホッケは。(4月13日参照)
キャンプ場に戻ってついにテントを回収した。
今日は風が強いが晴れている。明日からちょっと天気は不安定らしくまた天気の悪い時に回収はしたくないので。
しかも最近テントじゃなく車中泊なんでこのまま張っていてもしょうがないので。
といってもまだいつ礼文を出るかは未定だけど・・・。
テントを回収すると、そのテントがあった場所がはっきり色が変わってしまっていた。
申し訳ないっす。
管理人のおっちゃんにこの芝生は戻るのか?と聞いたら、そもそも芝生じゃなくなってきているらしい。たしかによく見ると雑草だらけだ。だけど来年になればまたキレイになるんだって。よかった。
いつも通りフェリーターミナルいって、風呂入って、セイコマ行くと栃木県横山果樹園の秋梨という寒チューハイが売っていた。
普段チューハイなんて飲まないが、今日はビールのほかにこれも買ってみることに。
キャンプ場ついて飲んでみたら栃木を思い出す味はしなかったが、たしかに秋っぽい味がした。
そーいえばこのキャンプ場も今月いっぱいの営業。
礼文はもうすぐ冬の準備をし始める。
僕もそろそろこの島を出るころか。って思っているんだけど正直出るタイミングを完全に見失っている今日この頃です。どうも。
うーん・・・いつ出よう・・・!?