DIARY

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前の日          2009年9月8日(火)           次の日

天気体調気分出費
 晴れ   普通   ○   \2090 
出発地終着地走行距離走行距離(合計)
 九種湖畔キャンプ場   九種湖畔キャンプ場   43km  13306km 

146日目・北海道(礼文島) 〜礼文森林の丘散策〜

昨夜は久々の車中泊をした。

いやー、やっぱ車中泊って最高だね。

久々に8時ちょい前まで寝てしまった。

車中泊はほんと安眠できる。家の布団より寝れるぞ。




今日は晴れたんでこの今いる九種湖の周りを散策することに。

一周約1時間くらいでまわれるらしい。

まぁ行ってみよう。

湖畔

雲と少し風はあるけど、それくらいが心地いい。

のんびりのんびり歩く。

昨日のダラダラもいいけど、やっぱ晴れの日に自然の中を散策するのにはかなわないな。

が、しかし歩いて10分。決して見たくない看板が目の前に立ちふさがった。

ガーン・・・

仕方なくその横に山のほうに登って回り道できたのでそっちに行ってみることに。

だけどその道は「礼文森林の丘」という散策道にもつながっているみたいで、なにやらそっちのが面白そうな気がして湖畔散策は終了。って早っ。

だけど僕の直感は間違っていなかった。

こっちのが楽しそうだぞ。

道

小高い丘にあたり一面を展望できそうな小屋(?)があったため行ってみる。

小屋

その展望台からは九種湖はもちろんスコトン岬や金田岬。利尻富士まで見回せた。

すげー気持ちい!!風さえなければずっといたい場所だ。

奥がスコトン岬

そのあと違った道からまた降りて礼文森林の丘を堪能した。

なかなかいいね。礼文森林の丘。やるじゃん。

左が海で右が湖

そーいえば途中変わった花があった。

エゾミソハギっていうのか、おまえ!?

エゾミソハギ

ちょうどお昼の時間になり近くの魚組に買い物に行く。

その通り道にずっと気になっていた店、「最北端のタイ焼き ファミリーマートよこの」に寄ってみる。

しかしタイ焼きらしきものはなく、御主人に話を聞いてみると、どーやらもうやっていないらしい。あとあとキャンプ場の管理人さんに聞いた話、そこの奥さんが体調悪くして最近はあんま作ってないんだって。残念だ。

その店の入り口の横には、もしかしたらあの初期のプリント倶楽部。通称「プリクラ」らしき機械が。

たしか僕が中学校ときに流行ったプリクラだ。

姿形、機能を変えながら、未だに女子のあいだでは流行っているプリクラ。

特に女子中高生っていう流行りすたりが激しい年代の子たちに10年以上も人気があるなんて改めて凄いな。こいつ。

最北端のタイ焼き プリント倶楽部!?

魚組で焼きうどんを買い、キャンプ場に戻って作る。

味は羅臼昆布しょうゆだって。利尻昆布しょうゆ味はないのか!?

たいした具はなかったが、もやしと魚肉ソーセージを投入。

久しぶりに食べた焼きうどん、なかなか美味かったぞ。

焼きうどん

そのあと近くの海岸に行く。

ここで穴あき貝が拾えるらしい。

「どれどれ!?」と下を見ると確かに穴があいた貝がいっぱいおっこちている。

ここまでキレイに開いているからもともと開いているのだと思ったが、あとあと聞いた話、他の貝にこの穴を開けられたんだって。

つまり穴が開いている奴は他の貝に食われたやつらしい・・・。

死骸(貝)ってやつか・・・。




おっと・・・。






・・・。











みんな逃げろぉー!!






穴開き貝 海

夕方いつも通りフェリーターミナルに日記をアップしに行くと、たまたま桃岩荘のヘルパーくんに会う。

僕のことを覚えているみたいで話しかけられた。

毎日毎日何十人も泊まりに来るのに、みんなの顔覚えているの?と聞いたら印象強い人だけですよ。と言っていた。

やはり僕が桃岩荘から逃げたあと、捕まえに辺りを捜索したのだろう。

「WANTED」の僕の似顔絵が描いてある張り紙が桃岩荘に張ってあったにちがいない。

だけど今もう捕まえないってことは時効か・・・!?

だけど顔覚えられているってことは嬉しい反面、嬉しくないな。

いいような、悪いようなってかんじだ。

まぁ人によりけりかな。




夜にまた強風と雨が降ってきたから今日も車中泊にしようかなと考える。

でもテントもあり、車中泊も出来るっていいねぇ。超びっぷだね。

なんだろ、どーやったらこの贅沢さが伝わるかな。

例えるなら、東京の一等地に住んでいながら軽井沢にも別荘を持っている気分。




「都会の喧騒から離れて、今日は軽井沢の別荘にでも行かないか?おまえ!?」

「なに、あなたそんな急に!?」

「いや、やはり静かなとこでおまえと久々に二人っきりになりたいんだよ。」

「あなた・・・。ポッ。(頬を真っ赤にし恥ずかしがる女)」

「おまえ。」

「でも・・・あなたのそんなとこが昔から好きだった・・・。」

「おまえ・・・。じゃあ今すぐ行こう!!愛車のらんぼるぎーにに乗って!!ハッハッハー!!」

「私はいつだってあなたについて行くわ。ウフフ。」

「そのまま一生ついてきてくれ。けど振り落とされるなよ!!ハッハッハー!!」

「あなた。」

「おまえ。」

「あなた・・・。」

「おまえ・・・。」




いつまでも見つめ合う二人・・・。











てなかんじ。

どぅーゆーあんだすたん!?

(ちなみに最後の「あなた」「おまえ」だけは僕の中で松坂慶子と渡哲也をイメージ。)






ってことで僕も今日は軽井沢の別荘(相棒)に移動しよう。おまえ。