DIARY

23日目・滋賀→京都　〜竜馬がゆく〜

昨夜は寝たのは久々に２時。朝起きたら案の定寝不足だ。最近はいつも１０時前後には寝るときが多いため体が重い。

しかし今日は楽しみの京都観光があるため急いで準備。

けど出る前までずっと行く場所を悩んで結局でたのが１１時。いやっほぅ！！

ちなみにここ道の駅びわ湖大橋米プラザはその名の通り目の前に琵琶湖が広がっている。

そこには女性の像があった。名前は・・・。

後ろ姿はなんともセクシー！！

前はこんなかんじ！！

さぁシャツの美裸体に興奮してる時間はないので出発だ！！
まず向かうのは京都府庁。京都市内に入ってきてから、名前を聞いたことある場所が色々でてきた。
三条大橋、八坂神社、祇園（舞妓ハァァーン！！）

けど京都も都会であんまよそ見ばっかしてると危ないぞ！！

そしてついた京都府庁。おっ！？なんかここはオシャレだぞ！

ちなみにここは旧本館らしく現在は一部だけしか使われてないらしい。
その真横の第一号館に府庁さんはいるみたい。

ここは明治３７年に出来たらしく創設時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のもので、２００４年に重要文化財として指定されたらしい。

端に車を停めパシャパシャしてたら、警備員の人が近づいてきて、注意されるかなって思ったら、京都の人はいい人でいろいろ説明してくれた。
どーやらその旧本庁のなかの、旧知事室が見れるらしく行ってみることに。

中もいいかんじの作りで、明治時代に西洋文化を取り入れて作ったってかんじがする。

そして２階の旧知事室に行ってみるとなんか「THE・明治」ってかんじがした。

１９７１年まで実際にここで知事が仕事をしていたらしい。
昔と今の知事室。

これはなに！？ワープロ！？かなり年台物だ！！

京都府庁はなかなかいいね。なんか神奈川県庁に少し似てるような気がする。

さて次はすぐこの近くにある二条城に行くことに。

京都観光で悩んだあげくまずここを選んだ。駐車場はもちろん有料だけどそんな細かいことは気にしない。（奈良と違う！？）なんたってとても行きたいとこだから。

ここはいろいろな歴史があるのだろうけど、やっぱり僕の中では１８６７年の大政奉還の場所というイメージ！！

１５代将軍、徳川慶喜が大政奉還を発表した場所だし（たしか正確には発表した場所にはいなかったんじゃなかったっけ！？外様大名とは将軍は位が違うから同席はせず他の誰かが発表したとかじゃなかったっけ！？）あと、どんな気持ちでその大政奉還を決めたのか。それが少しでも感じられたらいいなと思う。
っていうのは無理かもしれないけど雰囲気だけでも味わいたいと思ってきた。

二条城を見に来た人の中にたくさん学生がいた。小、中、高といっぱい。けどだいたいみんな旅行中なんだろうけど、ふざけたりしてちゃんと見ていない子が多かった。
僕も二条城に中学の修学旅行できた。正直そのときのことほとんど覚えていない。ゆいつ覚えているのは、床が鳴る廊下だったってことだけ。そのとき他に行った、金閣寺や清水寺なんてまったく記憶がないくらい。
しかも二条城に行く直前まで「ニジョウジョウってなに！？」って思ってたくらい無知で興味がなかったから、見たもの、聞いたこと、なんてほとんど右から左にってかんじで行った意味さえないくらいだった。
今日この二条城の中でふざけていた高校生も多分、何年かしたら僕と同じく記憶さえなくなってしまうと思う。
けどもそーいう子に限って５年後、１０年後にもう一度京都を旅してみたいって思うだよね。僕がそのひとり。
かといって、あのときしっかり勉強しとけば・・・なんて思わない。あのときには楽しさの価値観が違うんだよな。
だからその子たち見ても僕はあんま嫌な気にならなっかった。説教してやるとも思わなかった。
また来たらいいんだよ。興味もったときに。

ちなみに二条城のなかは撮影禁止なので写真はありません。うぐいす張りの廊下は相変わらず「キィーキィー」鳴ってた。
ちなみにここも「ビバ・世界遺産」。

さて次の場所はものすごく僕は行きたかった場所。けれどよく場所も分からず直前まで行くか迷っていた場所。

そこは近江屋です。といってもそこに近江屋はもうなく、石碑がたってるだけ。
その石碑を見に行くだけ。
じゃあその近江屋ってなんなんだ！？って思った人多いと思う。

それはズバリ坂本龍馬が暗殺された場所。
龍馬好きとしては是非訪れたい場所。どーしても行ってみたかった。
だからずっと携帯で調べていたらようやく場所が分かった。どこもバンザイ！！

どうやら大通り沿いにあるらしい。よし、場所も二条城からわりかし近いから行ってみよう！！

けど行ってみてかなり戸惑った。すっごい交通量が激しい大通りだった。
こんななか車で運転しながら見つけて、あったら近くに停めて、パパッと写真撮ってくればいいやなんてとても甘い考えだった。

案の定その石碑は見つけられず、通り過ぎた。けどその先にパーキングがあったのでそこに停めることに。すぐ見つけて写真撮るだけだから、そんな料金かかんないだろ。

けれど実際歩いてみたところ、これがなかなか見つからない。さすがに通り過ぎただろうと思って携帯で地図をみてたらちょうどいいとこに警官が。聞いてみたらやっぱり通り過ぎてたらしい。
詳しく教えてもらい行ってみると、ありました。

その携帯の情報で旅行代理店も前にあるってわけが行ってみたら潰れて工事中でした。だから気がつかなかったのか。

そこはものすごい人通りで、写真を撮るのも一苦労。けど少しだけその石碑の前でボーっとした。

ここで龍馬が死んだんか・・・。なんかそれを考えたら不思議な気持ちになった。

歩いてる人は誰もこの石碑の前で止まる人はいなかった。いや、見た人さえいなかったような。けれど僕には最高の観光スポットだ。いいね、ココ！！

さて次は近江屋じゃなく、寺田屋です。
もうこれで分かる人は分かると思いますが、今日のこの京都観光の共通点はみんな「幕末」だということです。

やっぱ金閣寺、銀閣寺、清水寺とかいうものより僕は「幕末」にまつわることのが好きらしい。その他の京都はまた今度で。幕末に興味ない人は今日はほんとつまらない日記でしょう。

ここ寺田屋は生前坂本龍馬がとても愛した宿で、ここの常連客だったそうです。薩長同盟を結ばせたあとここで幕使に捕えられそうになったこともあったそうです、また坂本龍馬ファンとしては是非訪れたい場所の一つ。

実はここ寺田屋は未だに宿泊業を営んでおり、素泊まりなら一泊￥６５００から泊まることができるのです。けれど予約は１か月以上前からとのこと（龍馬の部屋は宿泊できない）。そりゃそうだ。竜馬好きならみんな泊まりたいよ。
けど昼間は観光スポットとして人気あり見るだけなら４００円で中に入れます。

行ってみるとここは特別整備された場所にあるとかではなく、普通の古い宿みたいな形で街に溶け込んでいます。
けどここはさすがにすこしだけど観光客がいるみたい！！

中に入ってみると確かに古いのがよく分かる。歩くと下の畳もデコボコで、よく見るとふすまとかも隙間だらけ。そりゃそうだ。江戸時代からあるんだから。

二階に昇って行くと柱にこんなものが。

これは多分幕使に捕えられそうになったときにできた傷か、はたまたその前にも薩摩藩どうしで起きた寺田屋事件ていうのがあり、たぶんこのどちらかで出来た傷だと思う。

するとここにはなんと銃痕が！！

これは絶対龍馬が打ったピストルの跡だと思う！！あの時代ここで戦ってピストル撃ったの龍馬しかいなかったから！！

なんかこの銃痕をみたときすごく不思議な気持ちになった。

近江屋のときも言ったが、二条城もそうだし、元近江屋もそうだし、なんか不思議な気持ちになる。正直小説や漫画とかの中の人物でしか今までなかったから、こーいった場所に実際来てみると「あー・・・ほんとにいたんだ。」って思う。
もちろんいたに決まってるんだろうけど、実際来るまでは、なんていうか物語の中の一人というか、教科書のなかの人でしかなかったから、とても不思議な気持ちになった。以前龍馬に会いに龍馬の故郷土佐（高知県）に行ったときもそんな気持ちになったのを思い出した。

龍馬っていたんだなぁ。

そのあとその幕使の危険をいち早く知らせてくれた龍馬の妻、お竜さんが入ってた風呂と、駆け上がった階段を見てまた感激！！！たまらんぜよ！！

一階に写真とかが飾られてて見てみると、やっぱいました。

拝観時間ギリギリだったので全てに目を通してということはできなかったけど、すごく楽しかった！！なんかドキドキしたよ！！

このあと頼まれてたものを買いに京都駅へ。そーいえば本日何も食べてないことに気づいた。それを気付いたときは夕方の５時過ぎ。もう倒れますよー！！
昔からそうだけどなにかに熱中しちゃうと飯食うの忘れてしまう、いや正確には忘れたわけじゃないけど、気にならなかったのが正しいかな。
だから結構昔から仕事休みな日とか、一日一食とかが多い！！
そんだけ何かに熱中するのはいいけど、体は大事にしないとね。
といいつつ、行動に移してない自分。

てことで￥１００マックを買いに！！久々の肉だ、肉だぁ！！いやっほぉー！！

マクドナルドさん、さよーなら。また来年お会いしましょう。よいお年を。

けど飯は食べないけど今日はいつも以上に飲みたい気分。竜馬の出身土佐では「いごっそう」ということばがある。（近い意味で薩摩隼人みたいな意味だと思う）土佐人は酒が強いらしい。
僕も酒はそこそこ行けるクチ。だから今日はそんな「いごっそう」な龍馬と飲みたい気分。
いや、今日は龍馬と二人で飲む！！

とても楽しい酒になりそう。

明日は大阪行ってそのまま兵庫に突入しようと思う。

近畿制覇もあと少しだ。

おやすみなさい。