DIARY

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前の日          2009年10月17日(土)           次の日

天気体調気分出費
 晴れ   普通   普通   \2100 
出発地終着地走行距離走行距離(合計)
 大間崎無料キャンプ場   道の駅しちのへ   155km  18098km 

185日目・青森 〜いたこHaaaan!!〜

7時過ぎに目が覚める。

昨夜は雨が降っていたみたいだが、外に出たらもうやんでいた。

目の前には「青森ナンバー」の車。

そうだ。ここはもう本州なんだ。




このキャンプ場は無料なのに、ちゃんとした設備の炊事場がある。

しかも建物が炊事場になっていて、そとに雨ざらしとかじゃないから、とても綺麗だ。

昨夜もだが久々に自炊をした。といっても材料なにも買ってないから、たいしたものじゃないが。

今日は朝からカレー。

作っているとさっそく近くに住む子供たちが集まり始めた。

今日は土曜日だからか、ここが溜まり場になっているのか、その両方かは定かではないが、この炊事場はかなりの人気スポットみたいだ。

昨夜は演歌ばばあが酔っぱらって夜な夜な来たし、落ち着いていれる場所ではないようだ。

でも無料で使わせてもらっているから文句はいえんが。

炊事場

さて昨日はあんなんだったからどこも行かなかったが、今日は恐山に行ってみることに。

なんか青森といったら僕のなかで恐山のイメージがある。




久々の本州の道を走る。

あーこんな道細かったんだっけ!?

北海道のあのだだっ広い道に慣れてしまっていたから違和感をかんじる。




途中大畑川の薬研橋で紅葉を見る。

今はちょうどこの東北もいい時期なのかな。

いいかんじに紅葉を見ながら東北を南下できそうだ。

紅葉

恐山の近くなるとあたりが硫黄くさくなってきた。

川があって水自体は綺麗なのだが、硫黄が流れているのか周りは黄色くなっている。

川

すると三途川があった。

三途の川は人が死んで7日目に渡るという冥土への途中にある川だ。

よく死にかけた人が夢で三途の川を危なく渡りかけたというが、ここではみんな普通に渡まくっている。

ちなみに僕ももちろん渡った。けっこう急でコケそうになったが。

三途川

そして入山料500円を払って霊場恐山に入る。

ここは死者の霊魂が集まる山とされ、夏の大祭には「いたこ」の口寄せが行われる場所として有名だ。とても会いたいぞ。

「比叡山」、「高野山」とともに日本三大霊場とされている。

なんていうんだろうね、ここは。

ほんとうに独特な雰囲気を醸し出している。

比叡山、高野山は行っていないが、たしかにここに死者の霊魂が集まる霊場なのはなんとなくわかる。

恐山 恐山

なぜこーやって岩を積むのだろう。

地獄とかはこーやって一生懸命岩を積んでいるとそれを鬼が無残にも破壊するんだよね。たしかそんなんじゃなかった。

でも岩の下から結構硫黄が吹き出されていて、近くにあったお金は見るも無残なかたいになっている。

お金

今日はなかなかの晴天だが、なんだかここはもっとどんよりした曇りのときに来たかった気がする。そっちのがこの場所の雰囲気にあっている。

ってか晴天っていったがほんと暑いぞ!!

気温は20度をちょっと越えている。頑張れば半袖でもいける。

でも北海道から帰ってきたから暑く感じるが、普段ならこれくらいがちょうどいいのかもしれないな。




ぐるっと一回りして出てきたんだけど結局いたこさんには会えずじまい。

ってかいたこってなんなの!?

死者の霊を口寄せするってほんとなの!?

昔マンガ「モンモンモン」でたしか出てきたけどそのイメージしかないぞ。

会うことは残念ながら出来なかったので、僕がもっているハイパー電子辞書でいたこを調べてみた。

えーっと、なになに・・・!?




@(東北地方で口寄せをする巫女。

A女の髪飾り「手柄(てがら)」の異称。




ほほう。なるほど。







って情報少なっ!?







そんだけ!?

残念ながら僕が愛用している電子辞書は最低限のことしか教えてくれなかった。

まぁでもほんとに口寄せするんだろうな。

僕も死んだら口寄せして欲しいぞ。

うー会いてー・・・。




その後下北半島を南下する。

七戸の道の駅まで行こうとナビで調べたら70キロだって。近い!!

地図ではこんな離れているように思えたけど70キロは近いな。

北海道を走っていたから70キロはすごく近くかんじる。




そしてR4に合流。

久々のR4。これさえ乗ってずっとまっすぐ行けば栃木に帰れる。

今いる場所はそんな場所。

ここまで来たか。

まぁでもまだ帰らないけどね。

R4

しちのへの道の駅について今日はここで寝ることを決めたが、どーしても風呂入りたくなったので探していたら、天然温泉かけ流しで¥280ってとこを見つけた。

安っ!!もちろん入るっしょ!!

しかし、いざ入ると30周年記念祭で30引きの250円だった。いやっほう。

温泉は昔ながらの温泉で、地元の人に愛されるかんじでこれはこれでなかなかよかった。

もちろん桶は黄色いケロリンね。これ重要。




夜たまたま知り合いの知り合いの、そのまた知り合いの(遠いなぁ)旅人のブログを何気なくチラッと見てみたら、なんと僕のことを匂わせることが書いてあった。

後々分かったのだが、なにやら僕があの北海道にきてすぐに会ったおさかなくんの知り合いの旅人らしいのだ。




いやー世間は狭いな。

旅人の世界は狭いなー。

僕なんてたいして旅人の知り合い少ないのに、そういう風に繋がるのだから凄い。

それに何気に日本一周してる奴いるんだな。

会いたいなー日本一周人。




っていっても汗臭い男は勘弁だな・・・。

出来れば、ぱっつぱっつの服着て胸元ばっくり開けて峰富士子みてーな女ライダーがいいな。




我こそは「峰富士子」だって言う人、いたら連絡ください。







会いに行くぜよ!!










ってか今の気分だと日本一周人より、いたこさんに会いたいぞ。




いないのか!?




峰富士子みたいに胸元ばっくりあけて口寄せしているいたこさんは。




会いたいぞ!!










いたこHaaaaaaaaaaan!!!!