天気 | 体調 | 気分 | 出費 |
---|---|---|---|
晴れ | 普通 | ○ | \4100 |
出発地 | 終着地 | 走行距離 | 走行距離(合計) |
道の駅いわいずみ | 道の駅石鳥谷 | 250km | 19402km |
あんなに今日は晴れと携帯の天気予想で言っていたくせに朝起きると、ザーザー雨が降っているわけで。
昨夜一日だけ禁酒してみようかなと思ったが、気付いたらいつも通り飲んでしまっているわけで。
ってかこの旅中に酒飲まなかった日あるのかな!?と考えたが思い出せる範囲では一日もないわけで。
あの鹿児島で食中毒になったときも実はビールは炭酸だからよくないだろうと思い芋焼酎を一杯だけ飲んでいたわけで。
てか旅以前の話でも酒飲まなかった日はあるのかと考えたとき、正直記憶にないわけで。
前も言ったが僕はあまり水を口にしないわけで。
旅出から僕の体を作る水分の割合は、「酒7 : 水1 : カップめんのつゆ2」 なわけで。
それが体にいいかと聞かれたら、そんな質問すんなと怒りたくなってしまうわけで。
でも何に一番怒っているかというと、さっきも言ったが雨が降っているわけで。
そしてまたまた純なわけで。
なぜこのいわいずみの道の駅で寝たかというと、今日はまず日本三大鍾乳洞のひとつ龍泉洞に行くためである。
だけどまた寒くて朝の7時前に起きてしまったがそんな早くから開いてるわけないと思うので道の駅でダラダラ時間を潰す。
そーいえば昨日店の広さのわりには駐車場が狭い岩泉のローソンでこの岩泉の牛乳で作っている「龍ちゃんコーヒー」なるものを買って飲んでみた。
これがなかなか濃厚でとても美味しかったりする。
200ml、90円となかなか値段のするものだが、美味しかったので岩泉にきた際はよかったらどうぞ。
そーいえば朝からコーヒー(これはコーヒー牛乳だが)なんて久しぶりだ。
北海道の開陽台で北海道限定のコーヒー飲んだが、この旅中まったく飲んでいないな。
さっき僕の体の水分の割合を言ったが、旅出る前はあの「カップめんのつゆ:2」がコーヒーだったと思う。
仕事しているときはコーヒーはとにかく好きでよく飲んでいた。
男の人でコーヒー好きな人多いと思うが僕もその中のひとりだった。
当時は甘いものまったくだったから、もっぱらブラックだったが。
だけど旅出て飲まなくなったが、その理由はコーヒーって高いね。
毎朝120円は出せないな。
旅中何回かインスタントコーヒーをつくるのが少しあったからお湯沸かして飲んだりしていたがそれがなくなってから今はまったくだ。
コーヒーを毎日飲んでいたあの生活が少し懐かしくなった。
さて、そんなことを思っていると、どーやら雨はやんだらしい。
さっそく龍泉洞に行ってみることに。
龍泉洞に行って窓口でお金払おうと料金を確認すると1000円。
やっぱり高い。
以前行った山口の秋芳洞も同じくらいしたな。
そんなことを考えていると目の前にJAFのマークが。
もしやと思い聞いてみたところ、なんとJAF割りきくって!!いやっほう。
実は僕はこの旅に行く前にJAFにわざわざ入った。
なにかあったときには入っておいたほうがいいと思ったからだ。
それともう一つ理由があって、いろんなとこでJAF割りがきくということを知ったからだ。
とくに僕が期待したのが、フェリーだ。
北海道に行く時にはフェリーを使用する。高いフェリー代が少しでも安くなればありがたいと思った。
が、肝心な東日本フェリーねぇーよ・・・。
潰れたか!?
いやまだ待て。実は香川と岡山を繋ぐ宇高フェリーもJAF割りがあることは知っていた。
が、JAF割り終わってるし・・・。
ってな具合に、パンクも自分で直したりと、JAFさんには何の仕事をしてもらわずにここまできたのだが、今日初めてJAFの力をお借りした。
といっても1割引きで、たった100円しか引かれないが、4桁の数字を払わなかったということが大きい。
さてそんなこんなで龍泉洞内に入る。
あいかわらず鍾乳洞は独特の雰囲気を醸し出している。
この龍泉洞のメインはなんといっても奥にある地底湖なのだろう。
未公開だが第4地底湖は深さ120メートルもあるみたいだ。
だけどその地底湖が凄く碧いのだ!!しかも碧いくせに透明度も抜群でこんな深いのに底が見えるのだ。
ちなみにこの碧さ「ドラゴンブルー」という名前らしい。
なんだそりゃ・・・。
まぁでもたしかに綺麗だった。秋芳洞のが長く色々見るとこもあった気がするが、これもこれで悪くはない。
そう思うと高知の龍河洞に行かなかったことがとても悔しい。
900円で買ったチケットはここだけではなく道挟んで前にある「龍泉新洞科学館」というところも見学が出来るみたいだった。
だけど僕はその名前を聞いて行く気がしなくなった。
正直「科学」とか大嫌いだ。
学生時代から「科学」だの「理科」だの「算数」だの「数学」だの、大っ嫌いだった。
多分この施設の名前が「龍泉新洞歴史館」とかだったら100%行っていたけど、「科学館」じゃまったく興味がわかなかった。
さてお次はちょっと移動して本州最東端のとどヶ崎に行く。
とどヶ崎は駐車場から、最東端の部分まで少し歩かなくてはいけないらしく簡単に行ける場所ではないみたいだ。
ちょうど行って戻ってきた年配のご夫婦の方がいたからどれくらいかかったか聞いたら、片道1時間ちょっとだって。でも僕は若者だからもっと早く行けるよだって。
なるほど。それくらいかかるのか。けっこう歩くんだな。
まぁ四の五の言わずに行ってみよう。
僕は山登りを想像していたがそんなことはなく、少しだけアップダウンがあるが、後はほとんど平坦な道だから全然辛くなかった。
だけど何が一番辛かったかというと、僕はすれ違う人全員に「こんにちは」と挨拶をかわしていたのだが、50人以上の団体さんとすれ違ったときは「こんにちは」の言い過ぎで酸欠になりそうだった。
息吸うタイミングがないくらい、とめどなく挨拶されたのは困ったぞ。
そして約50分で無事とどヶ崎灯台についた。
来るときにすれ違った人数を考えて結構人がいっぱいいるのかな!?と思ったがいってみたらほとんどいなくて、しかもみんな僕が来たと同時に帰っていった。
つまり本州最東端に僕ひとり。いいじゃん。
ここには最東端到達ノートがあり、ここまで歩いてきた人みんなが思いの丈を綴っていた。
今年の5月から3冊分あり、チラッと何人かのを見ていたら、なんとあの宮崎で出会ったキョウさんらしき人が書いた文を発見。(6月12日参照)
日にちもちょうど6月後半だから、ちょうどここら辺を通ってそうだ。
だけど知り合いの旅人がここにきたことは聞いたことなかったし、ってその前に知り合いの旅人少ないし、キョウさんは足腰悪かったから絶対ここには来てないと思っていたからビックリした。
こんだけ色々な人が書き込みをしていて、たまたま開いたページに知り合いが書いた文章を見つけるとすごくうれしくなる。
4ヶ月遅れでようやくここまで僕も辿り着いた。
で、すぐ近くの最東端の碑を写真でパシャリ。
いろんな端に行ってきたが、ここは来てよかったな。
宗谷岬みたく車降りてすぐ。っていうんじゃなくて、約4キロの道のりを歩いていかないと端にはたどり着かない。
それが本当に端ってかんじがする。
さっきも三大鍾乳洞の高知の龍河洞行かなかったの後悔してるが、この本州の最端もそう。
なぜ、そこにあることを知っていたのに、和歌山と長崎で忘れて通り過ぎてしまったんだろう。
空に雲がかかってきて風が出てきた。なんだか雨が降りそうだ。
そんなんであんま余韻に浸っている時間はなくまたすぐに引き返す。
帰りは40分もかからなかった。まぁ行きは写真撮ったり景色見ながら歩いてきたからそんなもんか。
さてこっから100キロ以上一度も休まず花巻市まで走った。道も混んでいて久々にすっごい疲れた!!
花巻にきた理由はもちろん「わんこ」。今日はほとんど何も食べてないから胃がなくなってしまうくらい腹が減っていた。
だけど何故だろう。
究極に腹が空きすぎて、ある限界を超すとお腹がいっぱいになってしまう。
あんなに腹減らしてきたのに花巻市についたあたりでこの状態。
こんなんでわんこ大丈夫かと思うがここまでせっかく来たので事前に調べたお店に入る。
が、なんとこの店わんこは2名様からと、一人では食べることはできないみたいだ。
なにその鍋みたいのは!?一人じゃ無理なの!?
そしたら店の人にすぐ近くに一人でも食べれるとこがあるからと紹介を受けた。
なにそれ!?そんなんでいいの!?
まぁそんな疑問もありながら紹介された「かじや」に行く。
事前に電話で聞いたためいったらすぐにわんこの準備がされていた。
この店はマッチ棒で数えていくみたいだ。
そしてさっそく待ちに待ったわんこ初体験。
「はい、どうぞ。」の掛け声でどんどん、そばを入れられていく。
普通に美味い。
僕はもとはけっこう大食いと言ったが、その大食いの理由はとにかく食べるのがゆっくりなのだ。
歩くのや行動するのもゆっくりだが、食べるのも超遅い。
それなのに量は半端じゃなく食べれる。
早く食べていっぱい食べれるのは当たり前。だけどゆっくりよく噛み味わいながら食べて大食いはなかなかいないんじゃないかと思う。
そんなかんじでこのわんこもゆっくり。
入れてくれるお姉さんもこの遅さになかなかタイミングを計るのが難しい様子。
いつもと違う。と困惑している。
だけどペース落ちることなく黙々と食べ続ける。
食べ続ける。
食べ続ける。
だけどある線を越すとさすがにお腹が膨れてくる。
僕が食べるのが遅いのもあって、お店の人はみんな「無理しないほうがいいよ」と言ってくる。
ちなみに男性の平均は30で、女性は20らしい。
この時点で30はゆうに超えていて倍の60くらいはいっているかもと言われたので、僕はここらへんでやめることにした。
正直まだ食べれたのだが、たしかに限界まで食べ続けてしまうと、前もあったが息をするのも苦しくなってしまうので、まだこの後いく場所あったので腹8分目でやめておいた。
で、数えてみたら58杯。
なんだよ。60いってねーじゃねーか。2杯くらい普通に食えたよ。ちょっと後悔。
本気で腹破裂させてもいいなら70はいけたと思う。
ちなみに大会はこの店の1/3の量らしい。つまり58を3倍すれば大会で何倍いけるか分かる。だけど大会は5分以内と時間は決まっているけど。
あと普通のこの店で出されているかけそばの1杯はわんこのたしか6か7杯ぶんと言っていた。
つまり今日通常のかけそば約8杯分以上は食べたことになる。
そう考えると3200円もお得なのかなとさえ錯覚してしまう。
「あんだけ遅いペースでこんなに食べた人はいない。」と言われた。普通みんなあんま噛まずに飲むように一気に食べるんだって。
「もっと早く食べて大会でてみたら?」と言われたが、これが不思議なもので早く食べると全然食えなくなってしまうのだ。
さてお腹もいっぱいになったことだし、辺りは真っ暗。ある場所に行ってみることに。
この花巻市は宮沢賢治の出身でも有名。それもあって昔テレビで銀河鉄道の未来の宇宙空間をどっかの壁に描いて夜になるとブラックライトで浮き上がって見える場所があるのを見たことあったのだ。
宮沢賢治といったら花巻だからここにあるんじゃないかと思って携帯で調べたらやはりそうだった。この花巻にあるみたいだった
そばを食べたあとさっそくその場所まで行ってみると・・・。
たしかになんにもない壁にめちゃくちゃ綺麗な未来の銀河鉄道が描かれている。
これは宮沢賢治の神秘的、幻想的な宇宙観をイメージし、都市基盤整備により花巻市の発展を願い、空間アーティスト山本長実氏が作画したものであり、地球の未来都市から宇宙に向かって発進する銀河地球鉄道を表現したものみたいだ。
僕が昔テレビで見たのは間違いなくこれだ。
夜に浮かび上がる銀河鉄道。
しゃれちょるぜよ。
今日の寝床は以前北海道に行く前に泊まった石鳥谷の道の駅。
一度来たことあるからどこの駐車場所がいいとか、トイレがどんなんだとか分かっているため大変楽だ。
だけどあんとき栃木を昼過ぎに出て、次の日の夜にはここにいたんだよな。
つまり逆に考えるとたった二日でここから栃木に帰ることができるんだ。
まだ栃木には遠いと思っていたが、もうそんなとこまで来てるんだ。
旅ももう終盤。
色々考えることも多い今日この頃。
旅を振り返ってみたくなるときがある。
だけどなるべくそれは考えないようにしている。
だってまだ旅は終わっていない。
振り返るのは無事家に帰ってからだ。