天気 | 体調 | 気分 | 出費 |
---|---|---|---|
晴れ | 普通 | 楽しいぞ | \4850 |
出発地 | 終着地 | 走行距離 | 走行距離(合計) |
道の駅但馬のまほろば | 道の駅みき | 135km | 8766km |
朝車内が暑くて起きる。
あれ!?今日雨じゃなかったっけ!?
と、思いながら外に出ると、この天気。
うわ、超晴れてんじゃん!?今日てっきり雨だと思っていたのに。
今日は夜にある方と約束があり、それまでこの近くで時間を潰さないといけなかったため、雨ならばどこも行けないし、どーやら最近まで知らなかったが僕の大好きな「ターミネーター4」がもうやっているということで久々に映画館に行こうと思っていたが、この天気。
携帯の天気を調べたらどーやら夜からはまた降るらしいが昼間は晴れるらしい。
この晴天で映画館はもったいないだろう。
と、思い映画館はやめて出かけることに。
しかしその前に、雨で出来なかったから車内を整理することに。
段ボールだらけだから少しまとめないと。寝るスペースがなくて。
ノリちゃんからこないだ送られてきたものを整理してたら、こんなものが・・・。
懐かしい!!中学校の給食以来だ!!
相変らず変わってないその容姿。かっこいいぞ!!
毎回毎回給食に出てきて、そのころは「またかよ。」と、文句を言っていたが、10年ぶりくらい会っていないと、久々の再開が嬉しくなる。
後で食べよう!!
近くでなにか面白そうな場所ないかなっと、情報収集のため道の駅内に行く。
店員さんに聞いてみると、どーやらすぐ近くに竹田城があるらしい。
なに!?城!?いいじゃん!!城好きだよ!!
と、思ったがどーやら、ここは城ではなく、「城跡」らしい。
なんだ城跡かぁー。僕はあんまり城跡は好きではない。やっぱりあの「ドーン」と構えるあの天守閣つきの城に惚れぼれするのだ。
けどもこの竹田城のパンフレットには「天空の城・竹田城跡」と書いてある。
なに、天空の城って!?ラピュタ?!
正直城跡は興味ないが、この天空の城っていうのが興味あり行ってみることに。
この竹田城は途中まで車で行き、相棒を駐車場において、そこからは登山らしい。
けど30分くらいで登れるらしい。楽勝じゃん!!
途中その山らしきものが見えてきた。
あれかー。たしかに頂上になにかあるのは分かるな。
駐車場に相棒を置き、「よし行こう」と登ろうとしたところ、登山口にはこんなポスターが。
つまり上も、下も危ないってことか・・・。
登山道はなかなか急な坂道。けど僕はそんな坂の辛さよりも熊のことで頭がいっぱいだった。
登っている最中はずっと、鍵とバックの金具部分を「カチャンカチャン」と、当てて熊よけの鈴もどきの音を一生懸命だしていた。
心配しすぎ!?いやいや、だって最近でたっていうし。
そのとき、「ガサっ」と音がなった!!
「カチャンカチャン」
僕は慌てて音を鳴らした!!
・・・なんだ、風で枯れ木が落ちたらしい。
驚かすなよ。
少し行くと、また・・・。
「ガサガサっ」と音が!!
「カチャンカチャン、カチャンカチャン」
バサバサバサー!!
・・・な、なんだよ、鳥かよ。
ビビらせんなよ。
その直後ついに目の前の茂みから大きな音が!!
熊かと思ったと言ったら、そのおっさんにめちゃくちゃ笑われた。
もう目の前にいるのに、「カチャカチャ」ならしても意味ないって。
たしかにそうか。
けどまじビビったぞ!!
けどそんなことをしていたらあっという間についてしまった。
そして一番高い本丸(?)に梯子を使って登ってみる。
おぉー!!すごい眺め!!たまらん!!
それになんとなく天空の城っていうのがわかる気がする。
なんだろう、マチュピチュみいたいだ(行ったことないけど)!!
気持ちいいなここ!!
あまりにも素晴らしいロケーションだから、この一番高いとこで昼飯を食べることに。
ノリちゃんの送ってもらった、クリーム玄米ブランと魚肉ソーセージ。
しかし高所恐怖症の僕にはかなりゾクゾクしてしまうくらいの景色。
高いとこは嫌いなんだけど、足とかブラブラさせてみたくなったりする。なんだろ、怖いものみたさってやつ!?
ここは関ヶ原の戦いの後廃墟になってしまったが、ここに今でもちゃんと城が残っていたら凄いだろうな。
いいとこ建てたなぁ。まじでマチュピチュみたい(行ったことないけど)
秋から春までの早朝は雲海の上に建つ姿から「天空の城」と呼ばれているみたい。
いや、ほんとマチュピチュみたい(行ったことないけど)
ほんと晴れてよかった。晴れなかったらここ来なかったからね。
しかし、まじでマチュピチュみたい(もういい?)
実はここはあんま長居する気はなかったのだが、あまりにも気にいったので、ついつい滞在予定時間を大幅にオーバーしてしまい、本当はこのあと行くはずだった生野銀山を泣く泣く諦めることになってしまった。まぁドンマイ。
竹田城でかなり汗をかいてしまったため、温泉に入ってから待ち合わせ場所に行くことに。
ゆっくり温泉に入って時間を見るとまだ時間はあるみたい。
じゃ、ちょっとこの駐車場で日記を書いちゃおうと、思ったのが失敗で、気付けば待ち合わせギリギリに。
ヤバい!!待たせちゃまずい!!
ってことで・・・。
どーにかギリ間に合って(ほんとはもっと早く行けよ)屋上駐車場に相棒を停めたら、なんともいい景色。大好きな夕日がキレイだ。
思わず見とれる。
うーん、いいねぇ。
このままずっと夕日が落ちるのを見ていたい。
待たせてしまう!!
急いでその待ち合わせ場所まで行って探してみると・・・。
いた、いた!!
どーやら僕を探している様子。キョロキョロしてるぞ!!
周りを這いつくばって移動し、うまく後ろにまわりこんで・・・。
今だ!!パシャリ!!と、カメラで激写!!
お、おもしれぇ・・・!!
なんでこーゆーのってドキドキして面白いのかな!?
でもいつまでもこんなことしてると不安にさせてしまうため、普通に会いに行った。
そう、今日会う方とは以前同じく兵庫の道の駅で会った、僕の旅の大先輩カオリさんだ。(5月9日参照)
実は色々この旅でのことやらお世話になってしまい、兵庫までまたノコノコと会いにきたのだ。
「焼けたねぇー!!」と第一声で言われたが、やっぱ僕は焼けたのか!?
ほんとはその後に、「旅人っぽくなってきたじゃん。」とか言われたかったのだが、結局「旅人」の「た」の字も出てこなかった。残念。
近くのマクドナルドでお茶っていうか夕飯をとることに。
以前言ったかもだが僕は年に2回しかマックは食わない決まりだ。
今年もう2回食べてしまったから、もう食べない決まりだったけど、今日は特別。
旅の大先輩カオリさんと行くならしょうがない。
超法規的措置ってやつか。
今年のマックは3回だ。
けど、もうこれが最後だ。
次会うのは来年だ。
今度こそよいお年を・・・。
けど超法規的措置ってなんで「超」がつくんだろう。ちゃんとした言葉なのに。
若者が作った言葉か!?
面白いな、超法規的措置。
超法規的措置。
・・・。
・・。
・。
と、そんなことをブツブツ下向いて独り言で言っていたら、完璧マックの店員に怪しいやつ勘違いされた。
そこから2階でいろいろお話。
いやー面白い。ほんと面白い!!
今日で2回目だが、全然そんなことは感じさせないくらい、楽しく盛り上がる。
(と、思うのは僕だけか!?もしそうだったらとんだ勘違いヤローだ。)
やはり気が合う人は会う時間や回数なんか関係ないな。
けどなんでこんなに楽に話せたか、なんとなく今日分かった。
僕とカオリさんは似てるんだと思う。
カオリさんはそー感じたかは分からないが、少なくとも僕はそう感じた。
僕が前カオリさんの日記を見てハマったのは、やはり自分と似ていると思ったからなのかもしれない。
唯一違う点と言えば、カオリさんは「旅人」。
僕は「旅初心者」。
これくらいなもんか!?
あと、文章レベルも違うか。
しかしそれもあと数日で同等の立場に。
北海道にさえ行けば・・・。ふふふ。
しかしよく言うが、楽しい時というのは本当にあっという間。もっともっといろんな情報を知りたかった。
帰りに近くのスーパーでカオリさんの買物を見学することに。
買ったものまで「ほほう。なるほどね。」と、ジロジロ見させていただく。
見すぎか!?
そしてついにお別れのときが。
なんか2度も僕のために時間の都合つけていただいて本当にありがとうございました。
さっきは北海道に行けば同等と言ったが、けど実際カオリさんほどのレベルには僕はなれないと思う。改めて凄さを知った。
けどこんなんだけど、どーにか頑張って楽しんでくるんで、また会いましょう!!
ありがとうございました!!
僕とカオリさんは最後に握手をして別れた。
寝床の道の駅に着くまで色々考えていた。
なぜ僕がここまで出逢いの少ない旅人だか少し分かった気がする。
もちろん人見知りっていうのが大きいと思う。
けどその人見知りのほかに、実は寂しいのは嫌だっていうのが、僕の心の中にあるんだと思う。
一人旅をして何言ってんだ!?って思うかもしれないが、僕だって寂しいのは嫌なのだ。
どーいうことかと言うと、もし誰かと出会って仲良くなる。そこまではいいことだ。
しかしやはりいつかは別れのときがくる。
その別れの後にひとりになったときに寂しいと感じてしまうのが凄く嫌なのだ。
いや、正確には恐いんだろう。
だから僕はそれが恐くて出会いを最近求めていないんだと思う。
実は僕は寂しがり屋のクソヤローだ。
今日もカオリさんと別れたあと、とても寂しくなった。
こんなんじゃダメだ。
もっと強くならなくては。
そーいえば今日の朝、前カオリさんに頂いた小説を読んでいたら、フッとしたきっかけにあるものを発見した。
実は一番最後のページに挿まれていたのだ。
今日まで気づかなかった。
もっと早く気づくべきだったな。
けど発見したとき、とても嬉しくなった。
ありごとうございます。